その他
2023/02/01(水)
【感覚を爆上げ】治療家の手の作り方
From：小田嶋庸介
今回は、マスターコースで出た疑問の
「感覚を上げるにはどうしたら良いか？」
という内容に沿ってお伝えします。
感覚を上げるというと、本人の主観要素が大きく入ってしまい
曖昧なものであるため、人によっては？？？となることがあるかと思います。
そこを詳しく掘り下げていきます。
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感覚を上げるための施作は？
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感覚を上げるための施作は様々あります。
まず感覚を上げるために最も重要なことは何か？
言語化すると
感覚を上げる＝力を抜く
力を抜くためには様々な要因があります。
例えば、
・ストレス状態を緩和し、筋緊張を抜く
・体の炎症状態が起きていれば改善し、体の強張りを減少させる
・視覚の認識情報に騙されない
など様々あります。
１つずつブレイクダウンをしていきます。
「ストレス状態を緩和し、筋緊張を抜く」というのも
無意識的に筋緊張が入っていると、患者様にファーストコンタクトで触れた時の力が強いのです。
治療の上手い方は誘導する時のハンドリングがとても上手いです。
０でスタートし、患者様の動きに逆らわずエスコートするように誘導します。
しかし、筋緊張が入っていると、+5くらいでスタートし、
患者様は無意識的に防御反射のような状態になります。
この状態でROMを見ようと思っても、正確なROMの検査はしにくくなります。
「体の炎症状態が起きていれば改善し、体の強張りを減少させる」
これは炎症反応が起きていればコルチゾールが使われ、
ストレスに対する耐性も付随して下がります。
鼻炎や喘息、アトピーを併発している先生は遊びを取る動作が０だと思っていても
プラスに入りやすいので、無意識で力が抜けるよう炎症反応を出来るだけ抑えていくことがベストです。
慢性的に経過されている先生ももちろんいらっしゃると思うので、
その特性を知りながら”今よりも力のギアをあえて落とす”を意識していただけると
さらに治療の質が上がるかと思います。
「視覚の認識情報に騙されない」
骨盤帯の重心テストをする際、頭の中では骨盤帯は重い。という認識が入っています。
そうなると、骨盤の重さに合わせた力を出してしまい分からなくなってしまいます。
”重い骨盤を持ち上げる”という情報自体がそもそも誤った体の使い方となります。
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練習は必要
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感覚を上げるためにはやはり練習は必要です。
”力を抜く”という行為を反復して行います。
ゴルフでも、バスケットボールでも、格闘技でも
全てにおいて言えることは
力を抜いた時に素晴らしいパフォーマンスを発揮します。
力を抜いている方が
体が協調的に動き、且つ集中している状態のため
フルに五感を使えます。
治療の質を上げる感覚の鍛え方は
この動画で詳しくお伝えしています。
【感覚を爆上げ】治療家の手の作り方
それではまた書きます！
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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