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2023/06/05(月)

【捻挫】世界一分かりやすい!どこをやれば本当に良くなる?

 

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From:小田嶋庸介

 

足関節の捻挫は急性で起こることが多く
その場でどのようなアプローチをしていくか?がとても重要です。
炎症が起きた際にはほとんどがRICE処置が一般的とされています。
Rest:安静
Icing:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上
この4つの頭文字をとってRICEと呼ばれています。

 

しかし、最近ではアイシングは「本当に処置として合っているのか?」ということが
治療業界の中でも意見として散見されています。
疑問を持つのはとても良いですし、こういったことを業界の方々で
話し合い、議論し、研究対象にしていく。
そうすれば業界も盛り上がって良いですね。

 

さて、アイシングの処置が本当に良いのか?という疑問の出所としては
炎症は生理学的な人間の機構であり、細胞が修復する上でも「熱」が出ます。
冷却することによって回復を遅くするのではないか?という視点があります。

 

正解であり、不正解というのが僕としての見解です。
というのも、炎症期は大体3日から1週間ほど続き、
その間はもちろん組織が損傷しています。そして発痛物質も多く出ています。
ブラジキニンは知覚神経をさらに興奮させ疼痛を増強させ、
さらなる疼痛増強に繋がらないように防御して固めます。

 

加えて損傷した部位の細胞膜にあるリン脂質は、
アラキドン酸に変化し、シンクロオキシゲナーゼの作用によって
プロスタグランジンが生成されます。

プロスタグランジンは炎症を強め、
熱や腫れも促進させます。

 

この炎症が続いている際に、冷却すると
「炎症性発熱」を低下させ血管収縮と血流減少、
毛細血管透過性低下を引き起こすことで
炎症による発赤や浮腫などを減少させます。

 

あとは、痛覚情報を伝えるAδ線維活動の低下によって
疼痛自体へも直接作用します。

 

ここから重要なので集中して読み進めて下さい。
冷却処置である、いわゆる寒冷療法には
さまざまなものがあります。
アイスパック、アイスマッサージ、冷凍療法、極低温療法など。

 

結論からお伝えすると、冷却する際には
アイスパックやアイスマッサージでは
効果が薄いです。

 

というのも、冷却して回復を促すためには
「反応性温度上昇」を引き起こすことが重要です。
この反応が起こると血流が増大し、細胞の代謝は促され
発痛物質の減少を認めます。

ですが、一般的なアイスパックでは、
皮膚の表面温度が下がりづらいというデメリットがあります。

ある実験で、氷を使ったアイスパックを30分施行した時に
皮膚の表面温度は18.3度までに留まっています。

冷凍療法や-100度以下の冷風を吹きかける極低温療法では
深部まで冷却することができるため、
長時間の効果と、冷却がおさまった後の
「反応性温度上昇」を効率よく引き起こすことができるんです。

 

これらを踏まえると、
アイスパックでは、表面温度を出来る限り下げる工夫が必要です。
例えば、バケツに大量の氷と塩を入れて、最低30分以上冷やす
こんな方法も良いと思います。

 

 

なので、寒冷療法に意味がないのではなく
やり方に問題があるのです。

少し捻挫の話しから炎症について、そして寒冷療法についてお伝えしましたが
動画内では捻挫の原因を詳しく話しています。

原因が分からなければ患者様に対する
”言語化”も出来ません。
しっかりインプット×アウトプットをしていきましょう


今すぐ動画を確認する

 

 

それでは!

 

-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)

 

 

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以上

 

2018年5月23日 制定

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自己紹介

小田嶋 庸介

25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。

 

【所有資格】

・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター

 

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