その他
2024/04/06(土)
アレルギーに対するアプローチについて
こんにちは!
小田嶋です
本日も東京にてセミナー講師という立場でお話しさせて頂きました。
ご縁をいただき感謝です。
さて、最近暖かくなってきたせいか、花粉症やアレルギー系のお悩みを持つ訴えが増えてきました。
その際に必須となる知識を今回はまとめて深ぼっていきたいと思います。
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アレルギーと深い関わりがある物体
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アレルギーと深い関わりを持つ物体とは何でしょう?
答えは「リンパ球」です。
リンパ球がしっかり活動していると”免疫が高い”状態と言え、ウィルスや細菌などから体を守っています。
しかし、リンパ球が逆に増えすぎることによって「免疫過剰」を引き起こします。
これがいわゆるアレルギー反応です。
リンパ球が増えることで、一度体内に入ってきたことのあるアレルゲン(抗原)が、再度侵入してきた時にはリンパ球が過剰に反応し、体にとっては無害のものに対して過剰に反応し、防御する反応がおきます。
一度、過剰に記憶されてしまったアレルゲン(抗原)は再度体の中に入ると、もっと強い防御反応となり、免疫細胞の中で保存され続けます。
そのため、
・花粉症
・慢性鼻炎
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息
は、過剰にリンパ球が反応してしまった結果と言えます。
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リンパ球が増加してしまう要因は?
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リンパ球が増加する原因は交感神経ー副交感神経のバランスが崩れた時に起きます。
結論から言うと、副交感神経が優位になりすぎるとリンパ球が増殖し、アレルギー反応を引き起こしやすいです。
例えば、
・過食
・運動不足
・タバコ吸いすぎ
・お酒の常用
などです。
副交感神経と聞くと良いイメージを持ってしまいますが、何事もバランスが重要です。
加えて、慢性的にストレスにさらされている体は、あるタイミングで強い反動によって副交感神経が優位になることもあります。
治療家は特に普段から交感神経ー副交感神経の活動バランスを整えておく必要があります。
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アレルギー反応に関わるその他の物質は?
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・肥満細胞
・プロスタグランジン
この2種類は覚えておけると今後役に立つことがあるかと思います。
肥満細胞は骨髄で作られます。
全ての内臓に存在するとともに、特に”皮膚”や”気道粘膜”に数多く存在しています。
例えばアレルゲンが体内に入ると、肥満細胞からヒスタミンが出ます。
ヒスタミンが出ると平滑筋を収縮させ、咳やくしゃみなどを発生させ、アレルゲンを体外に出そうとします。
しかし、肥満細胞やヒスタミンの総量が多くなると、咳やくしゃみ、鼻水などの反応が過剰になり、あの辛い症状を引き起こします。
さらに症状を進めるのは、冒頭でもお伝えしたプロスタグランジン。
何だか異国のかっこいい紳士のような名前です。
プロスタグランジン。
プロスタグランジンは、
・血管の拡張
・痛み
・発熱
を引き起こします。
すでに、ヒスタミンがどんどん出ている段階でプロスタグランジンも出ていくので2重で症状がつらくなります。
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アレルギー症状を少しでも改善するには?
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もちろん徒手療法も有効です。
そして交感神経を優位にしていくことでアレルギー症状も緩和します。
・有酸素運動
・筋力トレーニング
・サウナからの水風呂
・断食
・糖質を控える(副交感神経優位を抑える)
上記に挙げたものはすべて交感神経ー副交感神経のバランスを整えてくれる項目です。
細胞に対して(厳密に言えばミトコンドリア)ストレスを与えることで、体の自己回復機能が促され、過剰に出ているリンパ球や、炎症反応を食い止めることができます。
患者様には是非とも、この中のどれかは趣味として生活の中に取り入れてい方だけると良いです。
最近では花粉+黄砂の影響で咳やアレルギー反応が出ている方も多いので、注意して経過を追っていきたいですね。
少しでも患者様の助けになるよう、このような知識を今後も一緒に学んでいけると嬉しいです。
それではまた書きます。
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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