こんにちは！

 

 

小田嶋です。

 

 

本日は、患者さん、治療家にもオススメするメンテナンス方法、という内容でお話しできればと思います。

 

 

体を休ませ、心の余裕を生むためにも体のメンテナンスは行っていただくのが良いかと思います。

 

 

その中で、日々できるものとしては
・食事内容
・有酸素運動
・温冷浴
・瞑想
・ストレッチやヨガ
・音楽や香りを楽しむ

 

これらは生活の中でも特に取り入れやすいかと思います。

 

 

食事に関しては、小麦や糖分を抑えることが難しい場合、「食事量」と「時間」を見直せると良いです。

 

そして、それ以外で取り入れてもらいたいのはご存知の通り、「サウナ」です。

 

 

サウナは本当に素晴らしいのですが、重要な部分を押さえていただくとより効果が増すので、この情報を患者様にお伝えして差し上げて下さい。

 

サウナは、
１、サウナ室
２、冷水浴
３、リラックス
この３段階に分かれます。

 

 

サウナはの効果としては、

・ヒートショックプロテインの増生＝傷んだ細胞を修正
・強制的に思考をストップ
・交感神経からの副交感神経の切り替えを強制的に行う
・血圧上昇からの低下
・体温(皮膚温度、筋温度、直腸温度)の上昇
・血液還流量の増大
・筋、神経系の鎮静

 

 

疼痛がある患者様の場合、局所的に筋や神経が過興奮になると同時に発痛物質が貯留しています。

 

サウナでは、ヒートショックプロテインが増生されるため、傷んでいる細胞の修復を早めます。

 

 

研究論文では、筋や神経系の鎮静効果があることも学術的に認められています。

 

 

そして、毛細血管の収縮と弛緩を行うことができるため、貯留している発痛物質を流し出すことが可能で、それによって疼痛を改善することができます。

 

 

 

ここまでは効果を説明してきましたが、どのようにしてサウナに入れば良いのかをご説明します。

 

 

まずサウナに入る時間ですが、より効果を求めるのであれば「ボルグスケール」を使います。

ボルグスケールとは年代別の心拍数に応じた”運動強度”を示した表です。

 

この中でサウナに入っている時は「ややきつい」か「楽である」どちらかに設定します。

 

 

体調によって変えるのが好ましいです。

 

例えば、30代の治療家がメンテナンスでサウナに行くことを仮定します。

その日の調子が良ければ、ややきついの脈拍数145です。

10秒間動脈に触れ、24回拍動したらサウナを出ます。
調子が悪い日は脈拍数を135に落とし、10秒間22回の拍動でサウナを出るようにして下さい。

 

 

 

正直これは治療家向けの話しなので、患者様にサウナの時間をご提案するときは、「心臓がどくどくしてきたら出る」というようにお伝えします。

 

 

ここから冷水浴の話しです。
冷水浴が苦手な方もいらっしゃいますが、実施していただいた方が、上記に挙げた効果を十分発揮します。

 

 

冷水浴の入り方は様々ありますが、体のプロとして考えたい内容でございます。

 

 

結論を言えば、
「拍動が取れるポイントを全て水につける」

 

拍動が取れるということは、”血管が太い”ことを意味しています。

 

 

それぞれ、

・橈骨動脈
・尺骨動脈
・上腕動脈(肘の内側)
・腋窩動脈(脇)
・総頸動脈(首)
・浅側頭動脈(耳の前)★
・大腿動脈(足の付け根)
・膝窩動脈
・後脛骨動脈（内くるぶしの後)

浅側頭動脈に星印をつけましたが、側頭動脈まで水につける方はほとんどいないと思ったのでより重点を置きました。

 

 

注意していただきたいのが、腋窩動脈や大腿動脈、膝窩動脈です。

 

ここは関節部分なので、それぞれ水に接触するようにして下さい。

・腋窩動脈→肩関節軽度外転
・大腿動脈→中間位
・膝窩動脈→膝関節伸展

 

 

この姿勢で心拍数が元の状態に戻ればバッチリです。

 

 

そのあとは、リラックスタイムで横になれると良いです。

 

 

目を閉じて呼吸に意識を向けるか、薄目を開きながらぼーっと一点を見つめ、深呼吸するか

 

どちらも効果的です。
これらを3回繰り返せば、十分効果を発揮しているはずです。

 

 

 

 

水風呂の姿勢をchatGPTに描いてもらおうと思ったのですが、ポリシーに引っかかりできませんでした。。

 

 

 

ぜひ、実践されてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

それではまた書きます。

 

 

 

ー小田嶋庸介

 

 

 

 

 

 

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