その他
2023/12/02(土)
水分摂取に対するご提案
こんにちは!
小田嶋です。
自費診療をやっていると、
食事状態や水分摂取の量は患者様に対して聴取することが多いですよね。
病院に勤めているときは、大体摂取する水分量はケアワーカーさんが記入していたりしますし
食事内容は献立で把握できますし、問題があることは無いですからね。
浮腫のブログ中にも記載しましが
水分は体の電解質を調整したり、神経活動を正常にする働きがあります。
本日は水分についてフォーカスしていきたいと思います。
臨床では大事な要素なので、ぜひ最後までゆっくりご覧ください。
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体内における水分の役割とは?
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体の中の水分ってどんな役割があるのか詳しく見ていきます。
1、細胞内環境の維持
・体内の水は、細胞内外のナトリウムやカリウムのバランスを保つために不可欠。
・細胞内外の圧や、物質の移動に重要な役割を果たす。
2、代謝と栄養素の輸送
・水は代謝のプロセスにおいて溶媒としての役割を果たし、栄養素、酸素、廃棄物などの輸送媒体として機能している。
→上記によって、体内での化学反応が効率的に行われ、栄養素や酸素が全身の細胞に運ばれる。
3、体温調節
・水は体温調節に関与している
→発汗によって体内の熱を放散し、体温を一定に保つために水分が使用されているのはイメージできるかと思います。
4、消化機能を助ける
・消化過程において、水は食物の消化と栄養素の吸収を助けている
・ 唾液生成や胃腸の蠕動運動を促し、食物の消化をスムーズにする
5、関節と組織の保護
・関節のストレス分散や、組織の潤滑剤
僕は時折、登山をするんですが、
水は命の生命線で、食事はある程度抜いても大丈夫ですが
水を3日以上抜くと、生存率が急激に下がっていきます。
そのため、どんな環境下でも水分が飲めるように折り畳みになっている
浄水できるアダプターは必携です。
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脱水による体に起こるリスク
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そもそも「脱水ってそんなに起こるものじゃない」と仮定する方が多いのですが、
日常の中で、脱水のリスクは結構高いと感じています。
脱水が起こる場面としては
・発汗
・下痢
・嘔吐
・排尿
が主となります。
今年は例年に比べずっと気温が高かったですし、
患者様の中には外壁塗装や板金屋さんといった職業の方もいらっしゃると思うので
職業をお聞きした際に、「時期と気温と体調」で脱水が起きていないか?は予測できると良いですね。
1、心血管系への影響
・脱水により血液が濃縮され、血液の粘度が増すことで心臓への負担が増加。
→心拍数の増加、血圧の変動、循環不全などが引き起こされる可能性が高くなる。
患者さんの中では心疾患があり、自主トレーニングで外歩きをする方は特に”リスク管理”をする必要があります。
2、腎臓の機能障害
・脱水は腎臓に大きなストレスを与えるので、
それによって尿量が減少し、石が溜まったりや尿路感染のリスクが高まります。
重度の脱水は腎臓機能の低下や急性腎不全を引き起こす可能性も、もちろんあります。
股関節の鼠径部痛の根本原因が水分不足によって起こっていた事例もあります。
3、神経系の問題
実は水分不足は脳機能に影響を与えることもあります。
・頭痛
・注意力の低下
・記憶障害
・判断力の低下
そのため自律神経失調症の方や、頭痛・首こりがある方、
ぼーっとする方はまず水分不足を疑います。
それと長期的な脱水は、認知機能障害のリスクを高めることもあります。
4、消化器系の問題
体内中の水分不足は消化器系の働きを悪化させ、便秘や消化不良を引き起こすことは知られていますよね。
5、筋肉と関節の問題
・筋肉疲労
・筋肉の攣縮
・滑膜の炎症
・筋出力低下
これらの局所的な問題も脱水により、引き起こされるリスクが高くなります。
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水分摂取の推奨値について
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水分摂取と一口に言っても、
日中の活動レベルやストレス状態、体重によってそれぞれ異なるのですが、
論文で一般的に言われているのが、
体重1kgにつき30mlとされています。
例えば、体重60kgであれば、
1800ml=1.8Lの飲水量になります。
しかし、この数値データは一般論であり
例えば
・妊娠中
・授乳中
・服薬量が多い
そのような状態にいれば、飲水量は圧倒的に増えます。
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飲み物のカフェイン量
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よく患者様の中で、「何を飲んでもいいの?」と聞かれることはありませんか?
ファスティングを指導させていただく際に、こういった質問はよくいただくので
ここからは超重要な内容になります。
ぜひ携帯のメモ機能にコピペしておくことをお勧めします。
水分といっても、カフェインが入っていると”利尿作用”があるため
大概に排出されてしまいます。
なので、それぞれに入っているカフェイン量はざっと把握しておくと便利です。
(*100ml中のカフェインの量)
・玉露:120ml(特に多いです)
・抹茶や紅茶:30ml
・ほうじ茶・緑茶・ウーロン茶:20ml
・コーヒー90ml(浅煎りコーヒーは多いです)
カフェインの入っていないお茶
・麦茶
・そば茶
・ルイボスティー(万人にお勧めです)
・黒豆茶(腎臓が弱い方はお勧めです)
・とうもろこし茶
ルイボスティーは特におすすめで、
ミネラルが豊富なため、便秘や自律神経系の乱れ
疲労回復などにも役立ちます。
ルイボスティーを飲むにあたって1つだけコツがあります。
それは「煮出す」こと。
15分以上、煮出すことによってマグネシウムなどのミネラルがしっかりと出てくれます。
周りでルイボスティーを飲まれている方がいらっしゃれば
煮出すことをお勧めして差し上げて下さい。
本日は脱水のリスク、回避方法などを深ぼっていきました。
臨床場面での会話、疼痛治療にお役立て下さい。
ではでは
ー小田嶋庸介
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記
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以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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