その他
2023/10/30(月)
片麻痺での下肢筋出力を上げていく治療法
From:小田嶋庸介
今回はインスタグラムの方で頂いたご質問に沿って全力でお届けしていきます。
頂いたご質問内容は、
「脳卒中の患者様で、大腿四頭筋を促通していく方法はありますか?」
というものです。
自費診療でやっていても脳卒中の患者様はご来院されますし、
現在急性期、回復期で働いている方も脳卒中の患者様はいらっしゃると思うので
確実に参考になるかと思います。
まず、大腿四頭筋の筋出力を高めていく場合、足が床面から浮いているOKCの状態と足が床面についているCKCの2種類の促通方法があります。
治療展開が早いのは、CKCの状態で感覚を入力しつつ、股関節周囲(大腿四頭筋)の筋出力を高めていく方法が断然早いです。
その理由は、
・重心移動を誘導できるため、筋活動を促しながら相反抑制が使えるため、より筋緊張の調整がしやすい
・荷重下でやることによって全身の協調的な動きを促すことができる
・より生活動作に結びつけやすく、学習が入りやすい
・体の立ち直り反応を促すことができる
・重力により適応できる体にできる
など多岐にわたります。
ここで注意点が1つあります。
CKCで股関節に対して荷重感覚を入力しながら、周囲の筋出力を高めるためには
足関節の可動性がしっかり出ている状態じゃないと股関節に荷重感覚が入りにくく筋出力が高まりにくいです。
そのため、足関節の背屈が腓腹筋やヒラメ筋などの筋短縮によって制限が出ているなら
まずは可動域を促していくことが必須です。
足関節が底屈で固定されていると、どうしても股関節の荷重応答が入りづらいので
立ち直り反応も促しにくくなるため、歪んだ感覚情報が学習されてしまいます。
なので、「体の環境設定」と、「外部環境の設定」という視点で考えていくことも大切です。
例えば徒手で背屈を促していき、時間内に立位で股関節に少しでも荷重感覚を入れたい場合、
外部の環境設定を工夫し、傾斜をつけた床面に立って頂き(手すりに捕まった状態)、足底面を全てつけた状態で
立位を保持するというのも、1つのアイディアとしては有りです。
もちろん、この時に、中殿筋や大殿筋、ハムストリングスを触診しながら
筋緊張が入っているか確認しながら実施します。
筋出力を高めていく上で重心移動をしながら上半身質量中心が
しっかり股関節に乗っているかどうか、も誘導する時の視点としては
大切なので忘れないようにしてください。
ではでは
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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