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2023/12/25(月)

重心トラブルが立位と座位で異なる理由を徹底解説

 

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こんにちは、小田嶋です。

本日はクリスマスイブですね。
それでも僕は熱くメルマガやブログを書いていきたいと思います。
今日は本当に重要なお話しをするので、ゆっくり読み進めてみて下さい。

 

 

さて、
最近のご質問の中でも特に多いのが
「重心テストをやると座位と立位で重心のトラブルが左右で違くなるのは何故か?」
というご意見を頂きます。

 

 

ここから推察するに、CAPの重心治療を現場レベルで落とし込んで頂けていることに、
とても嬉しく思っています。

そして、とても鋭い質問ですので、
整理していきたいと思います。

 

 

 

—–
何によって重心が左右されるのか
——

重心は何によって影響され左右されるのかを考えていく事が重要です。
ずばりその要素として、

・床反力

・支持基底面

・抗重力か除重力か

代表的には3つ挙げられます。
それぞれブレイクダウンしていきましょう。

 

 

 

—–
床反力
——

床反力とは、
物体が地面や床などの面に接触しているときに、その面から物体に加えられる力のことを指します。

ちなみにこれはヒトでも、四足動物でも、物体でも全て同じように言えます。
そして、中身としては物理学の「作用・反作用の法則」に基づいているんですね。

仮に、人が地面に立っている場合、人の質量によって地面に力を加えます。
すると、地面はその力と同じ大きさで反対方向の力、つまり「床反力」をその人に与えます。

床反力は、物体の質量や加速度、地球の重力などの要素によって変わります。
例えば、ジャンプをするとき、地面から離れる瞬間には床反力が大きくなります。

 

 

また、床反力は物体の支持点や接触面の分布によっても変化し、体のバランスを保つために重要な役割を果たします。
普段の日常生活では感じにくいかもしれませんが、スポーツのパフォーマンス向上や、歩行の分析はもちろんのこと
他の分野である建築物の設計など、多くの分野で「床反力」は重要な要素となっています。

重心は床反力に対して影響していますが、
受ける床反力の方向によっては
重心もまた影響されているということです。

 

 

 

—–
支持基底面
—–

床反力も 支持基底面もあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
とても重要なので少し集中してみていきましょう。

 

 

支持基底面(Base of Support:BOS)は、
身体の安定性やバランスを理解する上で重要な概念です。

これは、人間や物体が立っているとき、地面に接触している部分全体、またはその部分によって囲まれた”面積”のこと。
支持基底面は、立っている人や物体の安定性を検査する際に使用されます。

 

 

支持基底面の特徴について、

①、面積の大きさ
面積が大きいほど安定性が高まります。
例えば、足を広げて立つと、支持基底面が広がり、より安定するのは想像しやすいかと思います。

②重心の位置
重心が支持基底面の「中央」に近いほど、安定性が高まります。
重心が支持基底面の外側に移動すると、バランスを失いやすくなります。

 

 

なので、大きくバランスを崩すというのは
支持基底面より”重心”が外に移動しているということ。

要は、人の体に痛みが出るような姿勢をしている理由は、
生きる上で痛みが出るより大切な、バランスを取るためです。

ということは、

バランスを取る>痛みが出る、姿勢が崩れる

この公式が成り立つんです。

 

 

痛みや姿勢を追求しても
本質は見えてこず、

 

 

本質であるバランスを取る=重心

ここを考えなければ一生痛みが出る理由、
姿勢が崩れている理由は分からないままになるということですね。

 

 

③形
支持基底面は、立っているポーズや姿勢によって形状が変わります。

例えば、椅子に座るときと立っているときでは、支持基底面の形状がそもそも異なります。
支持基底面は、人間の安定性を検査する際にはとても重要な位置付けであり、体の構造の外にあります。

 

 

前にもお伝えしましたが、

いろんな物事のトラブルは以下の公式の順で崩れていきます。
本質→構造→現象

 

 

支持基底面を考えるということは、構造から更に深ぼっており、
本質に近い考え方に近づけます。

—–
抗重力か除重力か
—–

抗重力と除重力では
支持基底面も変わり、受ける床反力の影響も変わります。

 

 

そして、「バランス制御」そのものが異なるため
体の反応が変化するのは、
想像しやすいかと思います。

例えば
立位
臥位

 

 

この2つの姿勢は立位であればより重力に対応した、重心操作が必要になりますよね。
さらに詳しくは動画を撮影したので動画ををご覧ください。


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ではでは。

 

 

ー小田嶋庸介

 

 

 

 

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以上

 

2018年5月23日 制定

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自己紹介

小田嶋 庸介

25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。

 

【所有資格】

・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター

 

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