その他
2023/05/06(土)
【すぐに使える】世界一分かりやすい外反母趾への手技
From:小田嶋庸介
外反母趾は、
・母趾に荷重が掛かっているから起きる
・内側縦アーチが崩れているから起きる
・足趾の筋力が落ちている
これだけでは説明不足であり、物事の本質を見逃してしまっています。
今回は、患者様への説明+どのように介入し
外反母趾を改善していけば良いのか?
この辺をまとめていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧になってみてください。
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外反母趾の背景
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外反母趾が起こる原因とは、
「普段の生活で前側と親指側に重心を乗せるクセがあり、
床から返ってくる力によって、上と内側に押し返す力が加わり、
外反母趾のような変形が起きています。」
そのまま患者様へお伝えしてみてください。
この時、模型や手を使うとよりわかりやすいと思います。
この時、重心が前+内側に乗せているクセは色々あります。
・そもそも人間の構造から大腿骨頭の中心軸は重心線の前側を通るため、屈曲方向に変位しやすい
・足部の骨折や捻挫の既往
・手作業や重いものを持つ仕事によって、重心が前側に変位しやすい環境
・デスクワークで、パソコンの位置が低い
・目や聴力の衰え
・足底感覚が歪んでいる
などなど挙げればキリがないのですが、その人の特性によって
全く異なります。
そして、考えられる原因が様々あるので
・構造的な問題の解決
・環境面の解決
・感覚情報の解決
この3つが大きな問題の構造となります。
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3つの構造から何が課題になっているのか
検査を使い、読み取っていく
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例えば、構造的な問題であれば、我々治療家の得意とする所です。
捻挫や骨折の既往があれば、
骨のマルアライメント、骨膜や靭帯の損傷、腱の損傷
これらを徒手で、出来るだけ回復の方向へ持っていくことが大切です。
時間が経過していれば、癒着が発生し、局所的な循環不全は起きています。
筋膜や細胞外基質の問題を詳細に検査していかなければなりません。
環境面の解決では、
上記に述べたようにパソコンの画面が低ければ
上位頸椎の過伸展+下部頸椎の屈曲が起きる可能性が高くなります。
座位は、頭部の重心が前方へ変位し、
立位の状態でも同じように変位することになります。
こうなれば、座位でも立位でも、前方重心になることが考えられます。
ノートパソコンであれば、画面を高くするような
便利アイテムが多数あるのですぐに打開できると思います。
デスクトップであれば、椅子の高さを変えるか?
机の高さを変えるか?
職場の状況を加味して介入・助言する必要があります。
感覚的な問題では、工夫や運動学習が必要なこともあります。
この時の感覚的とは、広義的な意味で使っています。
代表的なもので言えば、視覚・聴覚・平衡感覚はもちろんのこと
身体のイメージ感覚も、”感覚”に含めます。
・自分の体はこう動いている
・自分の体はこう動くだろう
・自分の体は自分が所持している
身体図式や身体イメージ、身体所有感などです。
大元のイメージや体がこう動く。という感覚情報がずれていると
そもそも違った運動やバランス戦略を取ります。
自分ではバランスが良いと思っていても
実際に検査してみるとバランスが悪い。
この場合、頭の中のイメージでは綺麗に背中を伸ばして立っているでしょう。
ですが、バランスが悪いため重心を低く保つバランス戦略を取っていることが考えられます。
客観的に見れば、膝・股関節・腰椎は屈曲し、背中が曲がっているような立位姿勢です。
これは頭の中のイメージと、自分が実際に行っている動作戦略が乖離を起こしている状態です。
ここまでイメージが崩れていれば、確実に”運動学習”を行い
イメージと感覚情報、実際の動きを近づけていく必要があります。
そうじゃなければ、近いうちにこの患者様は転倒してしまうでしょう。
何が問題になっているのかは”検査”でしかわかりません。
問診含め、重心の位置関係、感覚、バランスなど
森の検査と木の検査を使い分けながら進めていけると
より患者様へ「明確に」原因を説明できるようになります。
それでは!
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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