肩関節周囲炎
2022/08/09(火)
【肩関節】屈曲時の疼痛で”絶対”やるべきポイント
From:小田嶋庸介
慢性的な肩関節周囲炎では、屈曲や外転時の痛みを訴えられることが多いと思いますが
如何でしょうか?少し臨床場面を想像してみてください。
この時、三角筋や、僧帽筋〜棘上筋、上腕二頭筋、前腕に痛みが広がっているパターンが多くないですか?
慢性的な痛みに対して、すぐに効果を発揮させていくためには、やはり”検査”が重要です。
最初から、細かな検査をするよりも、スクリーニング検査をして
トップダウン式に原因部位である答えを見つけていく方が遥かに結果が残しやすく、効果も絶大です。
さて、肩関節の屈曲時に私自身も使っているスクリーニング検査とは何か?
それは、「肩関節の伸展」です。
動作を完遂していくときに、考えなければならないのは、反対の動きです。
これは重心移動の観点と拮抗筋の関係から言えます。
例えば、座位の状態で骨盤の前傾を出したい時に、無理やり骨盤を前傾に押しやっても難しいです。
抵抗が強くなったり、そもそも緊張が高くて押しやることすら難しいかもしれません。
この時、骨盤の前傾を動作で考えるのです。
どういうことかというと、座位から起立する時には必ず、骨盤の前傾の動きが必要です。
座面から離殿する時には骨盤が前傾に移行しないと立ち上がることができません。
そこで、骨盤の前傾に移行する前にどんな動作をしているのか?
”骨盤の後傾”ですよね?
そうです。だからこそ、骨盤の前傾を促したい場合、後傾の動きを作ってから前傾に持っていくことで
前傾が作りやすくなります。これは動きの観点と重心移動から派生させた重要な考え方です。
そして、2つ目の拮抗筋についてですが、主要な動作を完遂させるためには主働作筋の緊張と、拮抗筋の弛緩が為されることで動作をスムーズに行えます。
いわば、肩関節の屈曲であれば、三角筋の前部線維や上腕二頭筋が緊張し、上腕三頭筋が弛緩することで屈曲の動作が出来ます。
そして、他動的に伸展を促していくときに、可動域制限が無いか?
この視点も重要です。
肩関節の屈曲で疼痛が取りきれず、苦戦しているようであれば
ぜひ明日から使える内容をお伝えしているので参考にみてください。
屈曲時の疼痛で絶対やるべきポイント
今日も大切な時間を共有して下さり有難うございます!
それではまた書きます。
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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