肩関節周囲炎
2023/04/06(木)
【肩関節周囲炎】強い疼痛と屈曲・外転制限の治療法
From:小田嶋庸介
肩関節周囲炎では日常生活で使われる動きとして
阻害されやすいのは「内旋」の動きが多いです。
というのも、
・後ろの物を取る
・高い所にある物を取る
・靴や靴下を履く
・女性であればエプロン、下着をつけるなど
全てに内旋の要素が入ってきます。
そして、CAPでは肩関節周囲炎において
特にキーマッスルになるのが、「棘下筋」とお伝えしています。
それぞれ棘下筋が阻害因子になる動作としては
・1stでの内旋:棘下筋の上部線維(横走線維)
・2ndでの内旋:棘下筋の下部線維(斜走線維)
もちろんそのほかにも阻害因子となる筋として肩甲下筋なども入りますが、
特に重要な棘下筋に着目して介入していきます。
作用としては
棘下筋の上部線維(横走線維):下垂位での外旋
棘下筋の下部線維(斜走線維):挙上位での外旋
となっています。
ここまでの機能解剖は重要な部分ですのでぜひメモをしてて下さい。
棘下筋上部線維(横走線維)は肩甲棘直下に位置し、薄い腱膜組織として
棘下筋の下部線維(斜走線維)に走行していきます。
棘下筋の下部線維(斜走線維)は上部線維とは違い、太く強い腱部が存在しています。
この構造から棘下筋の下部線維(斜走線維)の方が
トラブルを起こしそうな構造になっているのが分かります。
実際に臨床で重心筋膜テストや関節筋膜テストをしていると、
棘下筋下部で反応することが多いです。
だからと言って上部を無視してしまうと
最後の最後まで痛みが取りきれないので注意して下さい。
棘下筋は大結節中面と大結節上部後面に付着しているので
外旋の作用に加えて若干の外転作用があります。
しかし、筋自体の距離(モーメント・アーム)が短いため、
主動作筋で外転に作用している訳ではなく、
上腕骨頭を外転する際に引きつけ”安定させる”作用だと考えられます。
治療場面では、外転する瞬間から疼痛を訴える患者様や
他動で動かした際に上肢の質量が重く感じる場合は、棘下筋のトラブルが起きていることが考えられます。
そのため、立位の状態で外転時の疼痛や上肢の質量はスクリーニング検査で取り入れると
棘下筋にトラブルがあるかどうか?をすぐに把握できるかと思います。
ここまでで、棘下筋は肩関節周囲炎を治していく上で
とても重要であると理解していただけたかと思います。
その上で、滑走性が悪くなるポイントがあるので
動画にて確認して現場で使ってみて下さい。
【肩関節周囲炎】強い疼痛と屈曲・外転制限の治療法
それではまた書きます!
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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