肩関節
2023/05/28(日)
肩関節の慢性疼痛！この動画でノウハウ大公開！
From：小田嶋庸介
肩関節の可動域制限や疼痛では
「挙上」での動きにトラブルが出ていることがほとんどです。
・最後の最後で可動域が促せない
・可動域は良いところまで改善できているのに、戻ってしまう
・立位では屈曲が出ているのに座位や臥位では制限がある
そういった事例が多いかと思います。
今回の重要なポイントとしては
”骨連鎖”です。
この骨連鎖を臨床レベルで
落とし込むことにより、
最後の最後に出てくる制限や
疼痛も治していけます。
さて、骨連鎖と聞くと
骨が連鎖してるようなイメージを持ちます。
そのイメージの通りで、骨というのは
近接している骨と連動して動いています。
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骨連鎖から紐解く
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肩関節で言えば、前腕の回外を行うことで、
肩関節の外旋が出ます。
この時、前腕を回外させることで
スムーズに肩関節の外旋も出しやすくなります。
ここからは実際に自分の体を使ってやってみて欲しいのですが、
1stでの肩関節外旋を行うときに、前腕は回外していますよね？
その状態で外旋してみてください。
1stでの可動域を把握できましたでしょうか？
次に前腕を回内した状態で、
1stでの外旋をやってみてください。
どうですか？
可動域が先ほどよりも制限されていませんか？
これが、骨連鎖の与える影響です。
いわば、肩関節の外旋可動域も、
前腕の回外の動きが出ていなければ
「そもそも制限される」ということに他なりません。
なので、肩関節外旋を促す際も
前腕の回外が出ているのか？を
検査する必要があるのです。
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それ以外に考えるべきこと
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さて、骨連鎖の重要性は
すでにご理解いただけたかと思います。
ここからもっと思考を深めていきましょう。
先ほどは前腕とお伝えしましたが、
構造的にはもっと末端がありますよね？
・手関節
・手根骨
・手指
これらの動きが制限されていれば
”骨連鎖”の観点から前腕や肘関節
肩関節、肩甲帯まで問題が波及してしまいます。
手指や手関節は、物を把持したり
固定したりと、力を加える場面が多いです。
バランスを崩して手をついた時や
交通事故を起こし、手に強い衝撃が加わることもあります。
そんな時は総じて何かしらのトラブルが
起きていることは間違いありません。
問診でどのような状況になっていたのか？
どこを強く打ちつけたのか？
突き指になっていたことはないか？
などを聴取することも忘れないようにしてください。
動画内では、臨床で特にトラブルの多い
母指に対してアプローチを実践しています。
気づいた部分があれば、ぜひ携帯にメモするようにしてください。
視聴する時間は同じなので、より自分自身の血肉になるよう
インプット×アウトプット＝記憶の定着
の意識を持ってもらえると治療技術や知識は断然に上がるはずです。
それでは！
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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