テクニック
2022/08/21(日)
ストレートネックで”絶対”やるべき顎関節への手技
From:小田嶋庸介
まず大前提なのですが、ストレートネックは病名ではない。という所だけ、確認をお願いします。
というのも、ストレートネック自体が診断名として勘違いしている場合があります。
学術的には、頸椎が本来の湾曲が無くなっている”状態”ということでストレートネックと呼ばれるようになりました。
このブログを見てくださっている先生に勘違いや曖昧さを残さないためにもここだけ共通認識としてご理解ください。
頸椎の生理的湾曲が減少してしまうことで発生してしまうトラブルは、もちろん多岐に渡りますが
代表的なもので言えば
・ロベットブラザーの関係にある腰椎へのトラブル
・膝の回旋制限による膝OAの増長
・腕の痺れ
・頭痛やめまいなどの不定愁訴
・全身の疲労感、倦怠感などの自律神経系トラブル
が挙げられます。
今回お伝えするキージョイントとして、”顎関節”があります。
顎関節は体の中でも強力な関節で体重分の負荷がかかることでも有名です。
男女差については、特に女性に多く、顎に付着している筋力の問題でトラブルが発生しています。
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上顎骨の状態は?
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検査としては、上顎骨や頬骨の位置関係を見ることによって
どのようにズレが生じているのか客観的に見ることができます。
この時、治療家だけじゃなく、患者さんにも分かるように
患者さんの指を使って検査の結果をフィードバックしながらお伝えして差し上げると
患者さんの理解も得られ、信頼関係につながるので
独りよがりの検査をするのではなく、患者さんにとって、より理解を促せるように工夫するのも
治療家の腕かと思います。
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開口した時の状態は?
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動画内でもお伝えしていますが、顎関節から下顎までの距離感が左右で異なっているか?
を検査していきます。
こちらも僕が臨床で行う応用的な検査方法になるので、指の位置関係やどのような流れで実践しているのか?
参考にしていただけるとすぐに臨床場面に落とし込めるかと思います。
いつもお伝えしていることですが
治療方法も大事ですが、検査方法をより詳しく正確に見ていくことが重要です。
ストレートネックで絶対にアプローチするべき顎関節
今日も大切な時間を共有して下さり有難うございます!
それではまた書きます。
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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