腰痛
2023/05/14(日)
【大公開】ギックリ腰の治療手技で必須なポイント
From:小田嶋庸介
先日のブログやメルマガでギックリ腰の根本的な要因や
”腰椎そのもの”を検査し介入していくことの重要性をお伝えしました。
もしご覧になっていなければ、前回の動画から見てみてください。
腰椎そのものに介入していく必要がある大きな原因として、
・脊柱そのものが重力に対応する役割を担っているため
・元々腰痛を持っている方は多裂筋の筋アライメントが崩れているため
・慢性腰痛の方では多裂筋は筋萎縮を起こしているため
・多裂筋の筋萎縮により、腰椎はマルアライメントを引き起こしている可能性が高いため
・ローカル筋である多裂筋が賦活化しなければ、グローバル筋である最長筋や腸肋筋が活動してこないため
様々な要因があります。
そのため、検査からアプローチまで一貫して行うことが大切です。
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腰椎の検査は細かく行う
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腰椎では単体で検査をすると
何がどうずれているのか分かりません。
そのため、L4レベルでトラブルが起きているかな?と仮定したら
L3から見たらL4はどうなっているか?
L3,2はバランスが取れているか?
L2からみたL4の位置関係、L5から見たL4の位置関係
それぞれ椎体毎に検査したり、他の腰椎との関係性がどうなっているのか?は
詳しく見ていく必要があります。
その他にも、L4のズレが原因で
L5がカウンターを取り、歪んできていることもあります。
例えば、L4が右回旋しているとしたら、
L5が左回旋している可能性もあります。
この時、L4の右回線が要因となってL5が左回線を呈していることも
臨床上では結構見受けます。
もちろん同方向にずれていることもあるので
一概には言えませんが、騙されないように検査をしていくことが
治療家に求められる技術です。
いわば臨床で使える検査力。
応用検査学の力を養っていく必要があるんです。
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重心関節テストが使えると楽に追える
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いつも動画をご覧になっている先生であれば
・重心テスト(上半身、下半身の重心でどこが問題になっているか?)
・重心関節テスト(重心を元に大きく、どこの関節が問題になっているのか?)
これらを割り出すテストは使えるようになっているかと思います。
重心関節テストが使えれば、
重心にトラブルがある側を指標にしながら腰椎を
順番に誘導していくことで、どこにトラブルがあるのか?を
一発で検査ができるようになります。
可動域が低下していたり、
マルアライメントになっている部位も
問題を起こしている可能性はありますが、
「直接的」に重心と関係している腰椎の問題を
検査していくことができるので、治療の正確さや
戻りを起こさない治療では、重心からの検査が
必須となります。
例えば、伏臥位の重心テストで右側が重かったとします。
この時、重心テストは右側で陽性です。
右側の重心が開放される腰椎を探していけば重心関節テストになります。
骨盤帯の重心をエンドフィールまで持っていき、
L5、L4、L3、L2、L1と順番に誘導していきます。
誘導方向は少し前方に圧縮しながら
棘突起を上に誘導することで重心関節テストは反応しやすくなります。
L4にトラブルがあり、重心関節テストが反応すれば
右側の骨盤帯の重心は軽くなり(開放される)、
重心関節テストは陽性なので、L4のトラブルを
取っていけばギックリ腰の痛みも治すことができます。
動画に誘導方向や、気をつけるべき点
検査方法をお伝えしているので、こちらからご覧になってください。
動画を見ながらインプットを行い、
気づいたことがあれば、携帯のメモ機能にアウトプットすることで
すぐに臨床で使える知恵となるはずです。
知識で終わらせるのではなく、知恵まで到達するように落とし込んでください。
私たちの手の届かない範囲の患者さんを救ってください。
一緒にやっていきましょう
【大公開】ギックリ腰の治療手技で必須なポイント
それでは!
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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