テクニック
2022/08/11(木)
【急性腰痛症】◯◯筋を緩めるだけ
From:小田嶋庸介
急性腰痛症の発生要因としては、「筋が遠心性収縮を更に強いられた」結果起こります。
例えば、猫背の方がふと回旋動作をした時に1番遠心性収縮で働いた筋肉が引き金になって腰に強い痛みが走ります。
これがいわゆるギックリ腰という状態ですよね。
筋の収縮方法としては、大きく分けて等尺性収縮(関節の動きを伴わない筋収縮)と等張性収縮(関節の動きを伴う筋収縮:求心性収縮、遠心性収縮)があります。
この特性上、1番筋肉に対して負担がかかるのは遠心性収縮です。
遠心性収縮>等尺性収縮>求心性収縮の順番で負担が大きくなります。
そのため、動作遂行時に、矢状面と水平面、前額面において、より遠心的収縮で働いた筋肉がギックリ腰の発端となります。
では、なぜこのような状態になるのか?
それは、「重心の自由度が無くなっている」からです。
少しここから頭を使って想像してみてください。
重心の自由度がなくなるというのは、立位の状態で自分が立っている所を0として
大きく円運動をしながら重心移動をするすると、重心の自由度がある人は綺麗に円を描きながら重心移動が出来ると思います。
逆に、重心の自由度がない人では、楕円形の重心移動になってしまいます。
このような状態になっている時は、必ず一定の関節と筋肉に負担をかけ続けています。
重心の移動が制限されているためです。
ここでも想像してみてください。
あなたは横幅10cmしかない高さ300mの鉄筋の上に立っています。
落ちないように1時間バランスを取り続けてみてください。
と言われた時に、まずバランスが取りやすいように股関節や膝関節を屈曲して重心を下に落とします。
その次に脊柱は重心を操作しやすいように屈曲させると思います。
これで1時間です。途方もないですよね。
次に芝生の上にバランスを崩さないように1時間経ってみてください。
と言われれば、余裕で立っていられると思います。
これが重心移動を制限された時、「体に起こる反応」です。
重心が制限されているからこそ、筋肉に遠心性収縮を強いられてしまい
結果として、ギックリ腰のような急性の痛みが発生してしまいます。
この観点から、より早くギックリ腰を改善していくためには
重心の観点と、解剖学、運動学を組み合わせて考えると
とても早く結果を残していくことができます。
詳しくは↓
急性腰痛症は◯◯筋を緩めるだけ
今日も大切な時間を共有して下さり有難うございます!
それではまた書きます。
-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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