その他
2024/02/28(水)
腰痛に対するセルフトレーニングのアイディア
こんにちは!
小田嶋です。
本日は腰痛に対するセルフトレーニングを比較的新しい研究論文の結果から
現場で生かすためのアイディア出しを行っていきたいと思います。
現在、患者様に対するセルフトレーニングはどのようなものをご提案していますか?
その際、「体のプロの視点」を取り入れたご説明ができていますか?
もし出来ていない、ということであれば
これから患者様に対して”自信を持って”説明して差し上げることができるようになります。
ぜひゆっくりと読み進めてみてください。
2023年に発表された研究論文です。
内容は「慢性腰痛者に対して筋トレーニング、ストレッチ」を実践した際に
どのような項目が効果が出やすいのか?を研究したものです。
グループ1
下肢伸展挙上(SLR)と体幹筋の筋力強化を行う
グループ2
下肢伸展挙上(SLR)と体幹筋の筋力強化+腰背部ストレッチを行う
この2群に分けて腰痛の経過を追っていきました。
結果は、グループ2では3ヶ月以内に身体機能および痛みの改善を認め、
グループ1でも6ヶ月ほどで同じように身体機能および痛みの改善を認めました。
痛みの軽減と最も関連が高かった項目は、体幹の柔軟性と伸展筋力という結果でした。
この結果から、体幹の柔軟性、体幹の伸展筋力を増大させていくためには
具体的にどうすれば良いのか?ということです。
体幹とはいわゆる脊柱のことを指していますが
脊柱の構成要素として、
頭蓋骨ー脊柱
肋骨ー脊柱
骨盤ー脊柱
は構造的に連結しています。
これらの要素で脊柱は影響を受けます。
それぞれ頭蓋骨が硬くなる要因として、
・自律神経系(物理的ストレス、環境ストレス)
・視力
・聴力
・顎関節の使い方
・内臓機能
肋骨は、
・呼吸機能(肺炎の既往、アレルギー)
・バランス能力
・手指や手関節の硬さ
骨盤は、
・足部の硬さ(前足部、中足部、後足部)
・仙腸関節の硬さ
・着座時間
これらは直接的な要因になりやすいと言えます。
そのため、それぞれ”検査を通じて”、何が体幹の硬さにつながっているのか?
細かくみていくことが大切です。
そして、筋力を鍛えていく上で重要なのは、
可動域や柔軟性が出れば、筋出力は上がる。
筋出力が上がった状態で、筋力を鍛える。
ということです。
筋出力というのは、関節や筋肉の硬さによって低下しやすいです。
筋力というのは物理的な筋量のことですね。
例えば、腰痛の患者様の伸展筋出力を検査した時に、
最初は全然体が床面に対して浮き上がらない状態(痛みはないと仮定します)で、
治療後には先ほどよりも体が持ち上げやすくなったとしたら、筋力(物理的な筋量)は変化していませんが、
関節や筋肉にかかっている負担が軽減することで筋出力を発揮しやすくなった、という捉え方です。
そして、本来の筋出力が発揮できる状態で
筋力(筋量)を増やしていかないと、
故障しやすく、別の痛みが出現してきます。
まとめると、
・脊柱の硬さに直接与える要因を把握する
・脊柱の硬さに直接与える要因を検査する
・脊柱の硬さに直接与える要因を治療する
・物理的な筋力トレーニングの実施
この流れで進めていくのが良いかと思います。
それでは、また書きます。
ー小田嶋庸介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
患者さんの痛みが一向に取りきれず、自分の治療に疑問を持っていませんか?
もし「YES」であれば、あなたの治療方法に問題があるのではなく、
「検査方法」が分からず問題点を見つけ出せないことが1番の課題です。
私が臨床場面で培った、検査学の教科書を無料でダウンロードできるようになりました
https://cap-harebare.com/kensagaku/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もし、あなたがが今の治療現場で、
・治療の軸が持てない
・治療の戻りが出てしまう
・しっかり患者様へ説明ができない
・治療の効果にムラがある
その悩みはこの完全版セミナーで解決できます
↓
【完全版】全ての治療家は必見!この動画1本で疼痛治療が全て理解できます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私と人生の時間を本気で共有しましょう!
各県からお問合せが増えてきております。
その中で、私の手が届かない範囲でも、なんとか受け皿を作っていきたいと考えています。
私と一緒に知識と技術を学び、人としての器を鍛え人生に挑戦していきませんか?
↓
今すぐ確認する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
短期間で、徹底的に重心治療を一緒に学びません?
2日間にわたって重心治療を徹底的に学ぶためのマスターコースがあります。
受講は2人限定でたっぷり時間の共有ができるので
些細な疑問から深い疑問までお答えすることができます。
何より小田嶋と感覚を直接共有できるので
2日間で飛躍的に感覚を強化することができます。
併せて、評価や施術の質を格段にレベルアップすることができます。
マスターコースに関する些細なご相談もお受け致します。
その他にも臨床場面で困っていることがあれば、お気軽にご相談ください
お問い合わせ:info@seitai-harebare.com
メールアドレス必須
以下の内容に同意の上ご登録ください。
【プライバシーポリシー】
包括的疼痛アプローチ研究会(以下「当社」といいます。)は、当社の主催するセミナーの受講者、当社の経営する施術院の利用者、当社の販売する商品の購入者及び当社ウェブサイトの利用者(以下「お客様」といいます。)並びに当社の役員、従業員及び業務委託先(以下「従業員等」といいます。)の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することが当社の社会的責務であると考えています。
そこで、当社における個人情報の取り扱いに関する方針を、次のとおり定めます。なお、本文中の用語の定義は、個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」といます。)及び関連法令によるものとします。
第1条(法令遵守等)
当社は、個人情報保護法その他の関係法令、個人情報保護委員会の定めるガイドライン等及び本プライバシーポリシー等を遵守し、個人情報を適切に取り扱います。
第2条(個人情報の取得)
当社は、お客様及び従業員等の個人情報を適法かつ適正に取得し、偽りその他不正の手段により取得しません。
第3条(個人情報の利用目的)
当社は、お客様の個人情報を、以下の各号の利用目的又はその取得状況から明らかである利用目的の範囲内で取扱います。
ただし、お客様本人の同意がある場合又は法令で定められている場合については、この限りではありません。
(1)セミナーの開催及びこれに関連する業務
(2)整体の施術及びこれに関連する業務
(3)書籍、CD、DVD、教材、デジタルコンテンツ等の商品の販売業務
(4)メールマガジンの配信
2 当社は、従業員等の個人情報を、以下の各号の利用目的又はその取得状況から明らかである利用目的の範囲内で取扱います。ただし、従業員等本人の同意がある場合又は法令で定められている場合については、この限りではありません。
(1) 業務上の連絡、勤怠管理、給与の支払い、経費の清算、人員の適正配置、人事評価、能力開発、福利厚生、安全衛生等の労務管理その他労働関係法令、税関係法令および社会福祉関係法令に定められた義務の履行
(2) 社内規程に定められた各種手続の受理、履行および管理
第4条(個人データの委託)
当社は、業務の円滑化及びよりよいサービスの提供の為、お客様及び従業員等の個人データの取り扱いを協力会社に委託する場合があります。この場合、当社は、個人情報を安全に管理できる委託先を選定し、当該委託先に対し適切な監督を行います。
第5条(個人データの第三者提供)
当社は、お客様及び従業員等ご本人の事前同意がある場合又は法令で認められている場合を除き、お客様及び従業員等の個人データを第三者(前条の委託先を除きます)に提供しません。
第6条(個人情報の適正管理)
当社は、お客様及び従業員等の個人情報について、正確かつ最新の内容に保つとともに、お客様及び従業員等の個人情報の漏えい、滅失又は毀損の防止その他の個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。当社の従業員に個人情報を取り扱わせるときは、当該従業員に適正な教育を行い、必要な監督を行います。
第7条(保有個人データに関する受付)
当社は、お客様及び従業員等に関する保有個人データの利用目的の通知、内容の開示のご請求、保有個人データの内容が事実に反する場合等における訂正・追加・削除、利用の停止・消去のご請求については、法令および当社規程等に従って、適正かつ迅速な対応を行います。
第8条(お問合せ及び苦情の受付窓口)
当社の個人情報の取り扱いに対するお問い合わせや苦情及び保有個人データに関するご請求・ご照会・ご相談等は、下記までお問い合わせください。
記
包括的疼痛アプローチ研究会
〒959-1232 新潟県燕市井土巻2-194 カーサ・セントラーレC棟101号
TEL:070―1300―0043
第9条(継続的改善)
当社は、個人情報保護に関する法令、諸規定、および本プライバシーポリシーに基づき、社内の個人情報管理体制について継続的改善に努めます。
第10条(改正)
本プライバシーポリシーは、必要に応じて改正することがあります。この場合、当社が改正後のプライバシーポリシーを当社ウェブサイト等で告知した時点で、改正の効力が生じるものとします。
以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
ブログカテゴリー