変形性膝関節症

2022/10/16(日)

【半月板】膝の引っかかりへのアプローチ

 

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From:小田嶋庸介

 

 

 

臨床場面を見ていると、動きはじめや荷重時に膝の引っかかり感を訴えられることが多い印象ですが、先生の現場ではいかがでしょうか?
その際、筋膜や関節にアプローチをしてもなかなか変化がない場合は、
ズバリ”半月板を見落としている”可能性があります。
膝関節の半月板は内側と外側に分かれていますが、膝屈曲時には半月板が後方に移動していきます。
この動きを助けるのが、内側であれば半膜様筋となっており、外側では膝窩筋がその役割を助けています。
逆に膝伸展時には半月板は前方へ移動していきますが、靭帯を介して大腿四頭筋が前方移動の役割を担っています。

 

 

この半月板の移動ができなくなってくることによって、膝関節の「引っかかり感」が出現するようになります。
アプローチを進めていく中で、半月板への治療で重要なことは”関節の適合性”を高めることと
“筋への再教育”を行うことです。

 

 

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兎にも角にも検査は必須
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半月板の損傷が起きている場合は、早い段階で詳細を確認していくことが重要です。
だからこそ、画像が取れない時に整形外科的テストを使用します。
半月板ではマックマレーテストやアプレー圧迫テストにて陽性反応かどうか?を判断していきます。
疼痛がある場合は、やはり画像での診断が必須となるので、まずは患者様へ丁寧に画像を撮ってきていただくよう
お伝えして差し上げるのが、誠実な治療家としての立ち振る舞いかと思います。

 

 

疼痛がある場合でも、今回の治療介入を行うことで治る場合も勿論あります。
ですので、どこまでが自分が介入できる範囲なのか?を
しっかり臨床で判断していく力が求められます。

 

 

患者様の疼痛を悪化させないために「検査する力」が絶対的に必要なスキルになります。

 

 

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関節の適合性に対するアプローチと
筋の再学習を一気に行う
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関節の適合性を高めるために有効なのが「圧縮」です。
関節に対して”長軸方向”に圧縮をかけていくことで、関節の適合性を高めることができます。
それに加えて、筋の再学習には、自動介助運動が最も手っ取り早く、安全な方法となります。

 

自動介助運動を促す際に気をつけたいのは、本来の関節の動きを損ねないように
治療家が誘導していく必要があります。
例えば、膝関節であれば、home screw movementがあるので、伸展していく際には
外旋のニュアンスを加えていきます。
屈曲時には内旋のニュアンスですね。

 

 

この動きをスムーズに行いながら介入することで、
少ない時間で治療効果を残していくことができます。

【半月板】膝の引っかかりへのアプローチ

 

 

今日も最後まで見て頂きありがとうございます。
また書きます。

ではでは。

 

-小田嶋 庸介(おだじま ようすけ)

 

 

 

 

 

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以上

 

2018年5月23日 制定

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自己紹介

小田嶋 庸介

25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。

 

【所有資格】

・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター

 

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