その他
2024/06/28(金)
歩行時痛の膝関節疼痛
こんにちは!
小田嶋です。
東京セミナー2日目でした。
2日間出し切り、新しい出会いに本当に感謝しています。
さて、昨日に引き続き膝関節の疼痛アプローチに対してお伝えさせて頂きます。
膝関節において荷重時・歩行時痛がある場合は内側に痛みがあることが多いです。
これは、重心の位置関係が外側・内側に固定されていても内側にストレスがかかりやすいためです。
そんな時に、どの部位にアプローチすると有効か?
結論からお伝えすると、青丸で囲まれている部分です。
ここには、腓腹筋と足底筋が位置しています。
腓腹筋は二関節筋で膝関節と足関節の2つを跨いでいます。
そのため、筋の伸張ストレスが掛かりやすく(モーメントアームが長くなるため)、緊張が強くなります。
足底筋も腓腹筋と同じで二関節筋なので、負荷がかかりやすいんですね
ここに圧痛がある場合、圧痛を取れるよう介入してみて下さい。
具体的には
腓腹筋と足底筋をイメージしてもらって、接触部分の癒着が無いか?
あれば、ここの癒着を剥がしていくよう介入してみて下さい。
さらに、腓腹筋の直下には外側腓腹筋腱下包が存在しています。
滑液包は、周囲の軟部組織との滑走性や衝撃吸収を担う役割があります。
そのため、腓腹筋の表層部分と、深層部分を分てアプローチできると、さらに深い治療ができるかと思います。
しかし、ここにしっかり問題があるかどうかを判断するために必ず「検査」を実施して下さい。
・重心テスト
・重心関節テスト
・重心筋膜テスト
・関節可動域テスト
・筋出力テスト
・圧痛テスト
・筋膜テスト
これらを生かして「本当にここが原因なのか?」を落とし込む必要があります。
治療の引き出しより「検査の質」を上げていきましょう
また書きます!
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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