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2024/08/20(火)
膝関節の誘導で大切なこと
こんにちは!
小田嶋です。
変形性膝関節症においては筋膜や軟部組織に対するアプローチはもちろん、関節や半月板に対して治療介入をすることが多々あります。
骨や関節を誘導する時にとっても大切な視点があるので、そこに着目しながらお話ししたいと思います。
骨・関節へ介入するときは、「関節の緩み」を生み出しながら、圧縮や牽引を使い滑りと転がりの動きを促していきます。
この時、関節の位置関係やポジションによって治療効果が著しく変化するため、最適なポジションや位置関係を定量的に把握していきましょう
大腿骨と脛骨を誘導する時や、膝関節が1番緩む肢位とは何度なのか?これを研究したデータがあります。
そこにはそれぞれ、
・完全膝伸展位
・屈曲25度
・屈曲35度
・屈曲45度
・屈曲55度
・屈曲70度
・屈曲90度
このように肢位をそれぞれ分類し、牽引する力も100N、200Nで統一。
牽引方向は長軸方向に合わせた際には、どの組み合わせで最も大腿骨と脛骨が離開したのか?
ちなみに100Nの力とは、どの位なのかというと、地球上で1kgの物体にかかる重力の大きさは約9.8Nです。
したがって、100Nは約10.2kgの物体に働く重力の大きさに相当します。
これは、10kg程度の物体を持ち上げるときに必要な力とほぼ同じであると言える
実験結果として、100Nでは55度の屈曲位では完全伸展位より優位に離開距離が広くなりました。
200Nでは、25・35・55度の離開距離が完全伸展位より大きく、45度・55度の離開距離が90度よりも大きかったということです。
200Nの牽引時では、もっとも離開できたのは51度屈曲位という結果でした。
以上から、大腿脛骨関節の動きを促していくためには膝関節屈曲51度で誘導していくことが1番アプローチをしやすい肢位と言えます。
ぜひ臨床で、こういった機能解剖学も頭に入れながら介入してもらえると更に治療の質が上がるかと思います。
それではまた書きます。
-小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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