その他

2023/12/16(土)

冷え症に対するアプローチとは?

 

こんにちは!
小田嶋です。

今回は、冷え症に対する軟部組織へのアプローチ方法には
どんな方法があるか?
ここに着目しながら「臨床でそのまま使える内容」を
ピックアップしてまとめていきたいと思います。

 

 

ところで、僕が住んでいる新潟は明日から寒波が来るようで、今から心構えしています。

先日のブログ・メルマガでは、
冷え症が身体に及ぼす影響については
①、心臓・血管へのストレス増大
②、末梢循環の低下
③、 免疫機構の低下
④、自律神経への影響
がありました。

その中でも冷えによる精神的な影響として「孤独感」がありました。
そして孤独感は疼痛を緩和させる作用を抑制してしまうこともお伝えしました。
こう考えると、疼痛はさまざまな要因が絡んでいることがわかります。

 

 

そして、冷え症の分類としては

①、下半身型
足は冷えるが、手などの上半身は冷えず、30代から中高年の男女に多く見られ、冷え症の中でもこのタイプに当てはまる人が最も多いです。
冷えのほかに痛みやしびれを伴う場合は、閉塞性動脈硬化症や脊柱管狭窄症が原因として考えられます。

②四肢末端型
手や足の先から冷えるタイプで、いわゆる「末端冷え性」と呼ばれています。

低体重の方に多く年齢は10代から20代。
男性よりも女性に多いのが特徴的と言えます。

四肢末端型の冷え症では、栄養素の状態(五大栄養素)が明らかに足りていない状態で
筋・骨格量が低いため、そもそも熱生産が少ないです。

③、内臓型
手足や皮膚の表面は温かくても、深部体温が低いタイプと言えます。
30代以上の中高年の男女に多く見られ、消化機能が低下しているため、
排泄機能にトラブルを抱えやすく、便秘や下痢、膨満感、放屁が多いなどの訴えが
臨床では多いように感じます。

④、全身型
冷え症の中では比較的珍しいのですが、
年齢や性別に関係なく冷え症になるのが特徴と言えます。

 

上記の4つのパターンをお伝え致しました。

 

 

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軟部組織レベルにおける問題点とは?
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我々治療家はよく患者様に対して
「自主トレーニングをして下さい」とお伝えしますが、
これは自主トレーニングをしても”体が回復していく状態”に持っていけている段階であることが大前提です。

 

 

例えば、筋力トレーニングをするにしても、運動療法をするにしても
適切な筋収縮ができるように筋アライメントや関節アライメントを整える必要があります。
運動療法では、適切な神経活動や運動パターンを脳内に学習させるため、重心の自由度が必要です。

 

 

冷え症に関しても、筋・筋膜などの軟部組織へ介入することで、
血液還流量が増加していくため、”回復するスイッチ”を押してあげれば自然と良くなっていきます。
だからこそ、治療家は”自分の治療に自信を持ち”つつも、”人に備わっている治癒力”を信じることが大切です。

ーーーーー
フィラメントの状態を考える
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フィラメントと聞くと、「なんだっけ?」となる方もいらっしゃると思うのですが、
フィラメントとは、筋肉の最小単位のことです。

 

フィラメントにはアクチンフィラメントとミオシンフィラメントの2種類があり、
現段階では2つのフィラメントが”滑り運動”を起こすことで
筋肉は、収縮+弛緩 の動きをすると考えられています。

 

フィラメントの滑り運動を行う際にはミネラルが必要になるのですがそれぞれ

・収縮:カルシウムイオン
・弛緩:マグネシウムイオン

ここはとても重要なポイントなのでぜひ覚えておいて下さい。

話しを戻しますが、筋内にカルシウムイオンが入り込み、緩む時にはカルシウムイオンが放出され、マグネシウムが流入します。
この流れがスムーズであればあるほど、筋は本来の筋活動が行え、最大のパフォーマンスを発揮することができます。

 

しかし、循環状態の低下や、局所的なカルシウムイオンの貯留によって
カルシウムイオンがフィラメント内から放出されず
「筋肉が緊張しっぱなし」の状態になると大変です。

 

こうなると、一気に筋内のミネラルバランスは崩れ
筋短縮や筋硬結が発生しやすい環境になります。

 

夜中に「こむらがえり」が発生しやすかったり
「足裏がつる」方は、このミネラルバランスが崩れている可能性が非常に高く、
そういった患者様に限って、冷え症で悩んでいる方が多いのです。

 

 

カルシウムイオンが筋内に貯留することで
フィラメントは収縮しっぱなしになっているので
筋ポンプ作用が低下することで、”筋の熱産生能力”も下がります。
こういった流れで冷え症につながっていきます。

ーーーーー
実際の介入ではどう考えるか?
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上記で述べたように、まずはミネラルバランスの調整が必要です。
例えば、カルシウムイオンが貯留しやすい方では
マグネシウムが大量に失われていることがほとんどです。

マグネシウムが大量に失われる要因として
・食品添加物が大量に入っている食品を食べている
・過度なストレス状況
・農薬がついている食品を食べている
などが挙げられ、食事でもマグネシウムがたくさん入っている
雑穀米や海藻の摂取が少なくなっていることも問題視されます。

 

 

その他にも、
足関節の可動域に制限がある場合は、ほとんどが股関節レベルまで問題が波及し
それが骨盤帯・肩甲帯まで繋がっていきます。

 

 

だからこそ、「足関節の可動域」は丁寧に検査していきます。
・内転
・外転
・底屈
・背屈
この4つはマストになるので必ず臨床内では見ていきたいところです。

 

 

仮に、内外転で制限がある時には、回旋のトラブルが表れやすく、
股関節の内外旋も必ずと言っていいほど可動域制限が出ます。

 

 

そのため、足関節の可動域制限がある時には”マッスルインバランス”が崩れます。

 

臨床では特に、
1、足趾
2、腓腹筋
3、長趾屈筋
この辺はマストになるので、圧痛があればリリースしていきます。

 

 

骨連鎖の観点から言えば、
踵骨と前足部の回内・回外のアライメントを見ておくと良いです。

例えば背臥位で、左右を比較したときに
距骨下関節が回内している場合、前足部は床反力の影響で回外してくることがあります。

 

 

そうすると、骨連鎖で脛骨・大腿骨・上腕骨・前腕まで連鎖反応が及ぶため
筋・筋膜だけではなく、骨関節の状態も検査の視野に入れておくと
さらに高い視座で検査の考察ができるようになり
治療の質も自然と高まるはずです。

 

 

臨床内で足部の動き、ミネラルバランスを意識した
治療展開をしてみて下さい。
そして、僕の手の届かない範囲の患者様を笑顔にして差し上げて下さい。

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

ー小田嶋庸介

 

 

 

 

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以上

 

2018年5月23日 制定

※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。

 

自己紹介

小田嶋 庸介

25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。

 

【所有資格】

・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター

 

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