その他

2023/12/02(土)

小田嶋です。疼痛が増強しない治療法を実践レベルに落とし込む

 

こんにちは!
小田嶋です。

 

 

急性疼痛を訴える方や、
慢性的に痛みを繰り返している方では、
「そもそも、その姿勢自体が辛い」
「居ても立っても居られない位、痛みが強い」
そんな状態を目の当たりにした時に、どんな治療展開をしますか?

 

 

苦痛に歪める表情を見ていると、
一瞬面を喰らいそうですが、今回の内容で、
自信を持って治療できるようになるかと思います。

 

 

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ポジショナル・リリース・セラピー
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ポジショナルリリース(Positional Release Therapy:PRT)は、
筋肉の緊張や痛みを和らげるための治療法の1つで、アメリカで発症した特徴の1つです。

 

 

名前の通り、ポジションを変えることによって
軟部組織をリリースしていく、という技法です。
目的としては、できるだけ疼痛を抑制した状態で治療を進めていくことにより
防御性収縮をできるだけ抑え疼痛を改善していきます。

 

 

ポジショナルリリースセラピーでは、
ストレイン・カウンターストレイン×トリガーポイント
この2つを使って介入していく方法です。
詳しく解説していきます。

 

 

 

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ストレイン・カウンターストレインとは
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カウンターストレインは結論からお伝えすると、
”筋の高緊張を解除する”方法です。

 

やり方は、高緊張になっている筋に対して、
疼痛が軽くなる方向性や
疼痛が楽になる関節位置に誘導することで
筋に強い刺激を加えることなく
緩めていくことができます。

 

楽な空間位置と関節位置にて静止していると
「これ以上筋を過剰収縮させなくて良い」という情報が脳に送られます。
そうすると、中枢から末梢に伝わる遠心性の神経系が
興奮が抑制され、筋緊張も正常活動に戻ります。

 

 

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テンダーポイントとトリガーポイント
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筋はストレス下にさらされ続けることで、
ミネラルバランスの不均衡や筋に対する損傷が繰り返し起こることにより、
筋そのものにトラブルを引き起こすこともあります。

局所的にトラブルを起こしているところでは、
物理的な刺激(押圧)などによって痛みを感じます。
ここを圧痛点(テンダーポイント)と呼びます。

 

 

そして、圧痛点とは違うポイントを押圧した時に
先ほどの圧痛点に痛みが響いたり、
疼痛を訴えている場所に、同じような痛みを想起させるポイントがあります。
この点をトリガーポイント(発痛点)と言います。

 

 

テンダーポイントとトリガーポイントは厳密には別ですが、
重なる部位になることも、臨床ではあります。

 

 

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ポジショナル・リリース・セラピーの実践
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これまで、カウンターストレインとトリガーポイントについて
詳しく記載してきました。

 

ポジショナル・リリース・セラピーを臨床レベルで落とし込むためには
どの手順で、どのように進めていけば良いのか?
ここを詳しく紐解いていきます。

1、疼痛の動作確認(どんな痛みがあるのか聴取する)
2、疼痛部位に出現する痛みと種類が似ているトリガーポイントを探す(鈍痛や放散痛など似通っている痛みのこと)
3、カウンターストレインでトリガーポイントが楽になる支帯の空間位置・関節位置に誘導
4、そのまま90秒ほど待つ
5、ゆっくり戻して、トリガーポイントの痛みが軽減しているかどうか押圧する
6、最初の疼痛動作を確認

 

この流れです。
分かりやすいように、携帯のメモに残しておくと良いかと思います。
これで痛みが改善していれば、ポジショナル・リリース・セラピーがうまくいったということです。

 

 

 

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ポジショナル・リリース・セラピーと重心を考える
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ここからはとても重要です。

 

そもそもポジショナル・リリース・セラピーはなぜ有効なのか?ということなのですが、
もちろん、筋の緊張が緩まる空間位置・関節位置に肢体を誘導しているので筋緊張や疼痛は改善できます。

 

 

ですが、「それはなぜ起こるのか?」という根本的なものを考えていきたいと思います。

 

 

筋の緊張が緩まる空間位置・関節位置に肢体を誘導する、というのはいわば、
その人にとって、”重心が安定している状態”。
重心が安定しているからこそ、体はリラックスして無駄な力を入れずに済みます。

 

 

重心が不安定だと、
筋は高緊張となり、努力的にバランスを保とうとします。

そして、前腕や上腕、大腿や下腿にも、それぞれ重心があります。
肢体レベルでの重心ですね。

 

 

これが複合的に集まって中心になっているのが、
普段イメージをする仙骨にある重心のことです。

 

 

要は、肢体レベルの重心を安定させることで、
仙骨にある重心も安定させることができる。ということ。

 

 

だからこそ、ポジショナル・リリース・セラピーは
端的に言えば、
トリガーポイントの痛みが楽になる肢体位置=重心が安定する位置

ここに誘導しているから疼痛も筋緊張も改善するというのが答えになります。

だからこそ、疼痛治療で行き着く先は
「重心が安定した状態で、自由に動けるような状態」
これが最終的なゴールになります。

 

 

この辺の”言語化”も咀嚼してインプットしていただけると
より臨床での検査の視座、治療の質が上がるはずです。

 

 

ではでは!

ー小田嶋庸介

 

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以上

 

2018年5月23日 制定

※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。

 

自己紹介

小田嶋 庸介

25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。

 

【所有資格】

・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター

 

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