その他
2024/02/23(金)
治療家が間違いやすいポイント
こんにちは!
小田嶋です。
昨日は技術セミナーを行なっておりましたが、
そこで出た治療家が間違いやすいポイントを紹介していきたいと思います。
治療を大まかに構成していくと
・問診
・検査
・治療
・検査
という流れで進めていくかと思います。
その中で陥りやすいのは
「最初に行った検査を同じように行う」
これを気にしていないと大きく治療を間違えます。
最初にやった検査をまたやる?当たり前だろ!
と思われる先生もいらっしゃると思いますが、少しお聞きください。
最初に行った検査と同じように、とは
・環境設定
・可動域のポジション
・姿勢のポジション
これらを統一させるということです。
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環境設定
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例えば、患者様の腰や膝関節が痛かった時に
膝裏にバスタオルを入れたとします。
その状態で、
・足関節の可動域
・膝関節の可動域
・股関節の可動域
を検査したのなら、
治療後も同じように、バスタオルを入れた状態で検査することが重要です。
痛みが取れていくと、治療中にバスタオルを抜いてしまうこともあるのですが、
その状態で、最初と同じように可動域検査をすると
治療後なのに、可動域が低下してしまうこともあるんです。
これは、バスタオルを入れることによって
関節の位置関係や筋肉の長さが変わっているため
可動域低下につながりやすいということです。
もし治療後なのにさっきより悪くなっていたら
患者様もびっくりしますよね。
併せて歩行を見るのであれば
最初からT-caneなどの杖を使用していれば、治療後の検査でもT-caneでの歩行を
しっかり検査することが大切です。
運動学習を入れる、という意味ではもちろん杖を手放していただいた方が良いのですが、
”検査”となると、同じ環境設定にして差し上げることで「変化を実感しやすい」のです。
ーーーーー
可動域のポジション
ーーーーー
これも結構間違いやすいポイントです。
肩関節を例にお話ししたいと思いますので、以下の図をご覧ください

角度が書いてあるのは「参考可動域」と言って、このポジションであれば
このくらいの角度に達するのが正常、という判断で記載されています。
最も注意深く見ていただきたいのは、
1stポジションでは、肘をピタッと体につけている状態で、前ならえの姿勢。ということ。
仮に、最初に検査した際には多少肘が離れる形で検査して
治療後に肘をしっかり体につけた状態で検査するとどうなると思います?
これも治療後なのに可動域が低下する、ということになります。
肘を体から離したほうが外旋可動域はいきやすいのです。
だからこそ、
腕の位置は?
前腕の回内外は?
指は曲がっている?伸びている?
というような細かいところまで「可動域のポジション設定」をする必要があります。
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姿勢のポジション
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最後に姿勢のポジションですが、
体がどうなっているのか?
ということは見ていただきたいです。
そして治療前に整えてもらいたいのですが
・体幹が曲がっている状態で寝ている
・頸部が側屈している状態で寝ている
・片方の足の外転が強い
などなど、
こういった体のポジションにエラーがあると
検査をする際や治療をする際に感覚や刺激が入りづらく成果にブレが出ます。
その際には、修正できる範囲で修正するようにしてください。
治療する前からすでに治療は始まっていると考え
・環境設定
・可動域のポジション
・姿勢のポジション
これらを普段から意識できると
見える範囲がさらに広くなります。
実践に落とし込んでいきましょう!
それでは、また書きます。
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介

小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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