坐骨神経痛
2025/08/25(月)
【絶対見て】脊柱管狭窄症の痺れ・疼痛増悪から考える
こんにちは!
小田嶋です。
脊柱管狭窄症では、脊柱管に対して「黄色靱帯」などの肥厚によって腰椎の”伸展”にて疼痛や痺れが増悪しやすいとされている。
その他にも整形外科的テストでケンプテストを実施した場合、椎間関節や脊柱管に対して負荷を与えるので陽性だった場合は、脊柱管狭窄症や椎間関節炎などが考えられます。
Lyleらによって報告されたように、ケンプテストの感度は70%で非常に高い数字となっています。
黄色靱帯は椎弓間をつなぎ、脊柱伸展時に強い牽引ストレスを受けます。
黄色靱帯は通常、約70–80%が弾性線維で構成されていると言われており、伸張ストレスによって炎症が起きると、線維断裂を微細に起こします。
これが繰り返されると、黄色靱帯の肥厚につながるわけです。
具体的には、
①、黄色靭帯の伸張ストレス
②、炎症
③、炎症細胞浸潤(マクロファージやT細胞)
④、異常な血管新生
⑤、線維化(コラーゲン線維の密集)
という流れです。
その他にも代謝異常(糖尿病など)を引き起こしていると、黄色靱帯は肥厚化しやすいです
では、黄色靱帯は腰椎伸展することでストレスを受けやすくなってしまうのか?
アライメントとしては過前弯している状態。
大腰筋や腸骨筋が硬くて股関節の伸展が出ないから?
ハムストリングスの筋緊張によって骨盤が前傾するから?
腹圧が弱くなることによる?
では上記が問題を起こす理由は何?
永遠によくわからなくなります。
そのため、抽象度を上げて具体の話しを一回離れます
矢状面で見た時に(人間の体を真横から考えた時)、重心が前方でも後方でも固定された時に体は代償し始めます。
例えば、前方に重心が固定された時を考えると、
・重心は前足部に固定
・バランスが前方に傾くため、後方にバランスを取るために腰椎を過前弯させる
・黄色靱帯へのストレス
逆に後方に重心が固定されたことを考えると、
・重心は踵部に固定
・バランスが後方に傾くため、前方にバランスを取るために腰椎を過前弯させる
・黄色靱帯へのストレス
そう。
矢状面で前方・後方どちらに重心を固定しても、その人にとって取りやすい姿勢戦略やバランス戦略だったら結局腰椎は過前弯させるということ。
第一に優先されるべきは「重心のバランスを取ること」なので、痛みが出る姿勢になろうと、バランスを保つことを優先しているんです。
実際にメルマガやブログを読みながらでも良いので、前方・後方に重心を移動させながら腰椎を伸展させた姿勢を自身で試してみてください。
結論、その方にとって「取りやすいバランス戦略」によって腰椎は過前弯してきます。受動的に。
この原因は重心が偏移し固定されているから。
そのため、我々セラピストが考えなければいけないのは、
・大腰筋や腸骨筋を柔らかくして股関節の伸展を出すこと
・ハムストリングスの筋緊張を取って骨盤の前傾を修正すること
・腹圧を高めること
これらではありません。
重心が固定された結果、そのような姿勢を取っているものに対して、姿勢から変えても戻るだけです。
重心を検査し、重心の固定を外していくような治療をしていかなければ、脊柱管狭窄症の疼痛や痺れは改善しないと言えます。
そのために「検査力」を身につけていく必要があります。
それではまた書きます。
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介

小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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