坐骨神経痛
2026/02/04(水)
痺れを「治せる」セラピストになるために必要なステップ
こんにちは!
小田嶋です。
今日は社内の月初ミーティングもあり、搾りかす状態の小田嶋です。
それでもしっかり気持ちを入れて大切な内容をあなたにシェアできればと思って一所懸命書いているので、ぜひ最後までみていただけたら嬉しいです。
さて、
坐骨神経痛や痺れに関しては、臨床場面でよく遭遇します。
患者さんにとっても手術と言われることも多いので、緊急性も重要度も高い疾患であることは間違いありません。
今回は、痺れを“症状”ではなく神経系のどこで何が起きているかという視点から、臨床での考え方を整理していきます。
そもそも「痺れ」とは何?
痺れは大きく以下の2つに分類されます。
① 運動麻痺
・随意運動の低下
・筋萎縮
これは、中枢神経または末梢神経の運動路障害により生じます。
② 感覚障害
・ジンジンする
・ピリピリする
・感覚が鈍い
・逆に過敏
感覚障害は、
感覚受容器 → 末梢神経 → 脊髄 → 大脳皮質
この感覚伝導路のどこかに音大が起きてくると痺れが出てきます。
ここで重要なのは、「運動障害を伴うか」、「感覚障害が主体か」をまず切り分けること。
痺れの原因は大きく4つに整理できる
① 中枢神経由来
・脳梗塞
・脳出血
・脳腫瘍 など
大脳皮質〜視床を含む感覚中枢の障害によって病変の反対側の上下肢に痺れが出てきます。
視床が関与すると特に、
・強い異常感覚
・灼熱痛や電撃痛
を伴う場合、視床痛が関与することも言われてたりします。
病院勤務されてるセラピストさんは、画像所見でわかると思うので、視床が写ってるスライス画像はしっかり教科書と照らし合わせながら検査に組み込んでみてください。
② 脊椎由来の痺れ主な病態
・変形性脊椎症
・椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・後縦靭帯骨化症(OPLL)
これらは「神経根」や「脊髄」そのものに機械的圧迫または虚血により痺れを引き起こしてきます。
神経根なんかは関節包の繰り返しの炎症によっても癒着が起きてしまい、それが問題になったりすることもあるので、ケンプテストやスランプテストを併用しながら客観的に検査できると良いです。
ケンプテスト
スランプテスト
③ 末梢神経由来の痺れ代表例
・胸郭出口症候群(TOS)
・手根管症候群
・肘部管症候群
・足根管症候群
・梨状筋症候群
末梢神経は、構造である「筋・筋膜、靭帯、骨」の問題によって圧迫・牽引・滑走制限によって症状が出てきます。
ここで大切なのは、”なぜ構造にトラブルが起きているのか?”というそもそもの大前提です。
構造に負担がかかっているのはなぜ?
ここで最終的に行き着くのは「外力」であり「重心位置」です。
④ 内科的疾患由来
・高血糖による微小血管障害
・神経虚血
・代謝障害
により、左右対称性の末梢感覚障害が生じます。
痺れに対する介入は以下の内容を元に、
思考をトップダウンで下ろしてみてください。(コピペしてメモ貼り付けておいてください)
・中枢か?末梢か?
・構造的か?機能的か?
・保存介入の適応か?医療連携が必要か?(レッドフラッグ、イエローフラッグの有無)
この整理ができれば、とりあえず無駄な介入や危険な見落としを避けることができます。
痺れは「複雑」ではありますが、解剖、生理、物理学を考えれば、必ず臨床の道筋は見えてきます。
それではまた書きます
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介

小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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