その他
2026/01/12(月)
【重要】筋肉や筋膜リリースをする人は絶対見て
こんにちは!
小田嶋です。
筋肉や筋膜が固まった最終的な問題には「拘縮」があります。
拘縮とは、筋・筋膜はもちろん関節包や靭帯を含む問題に発展してます。
拘縮のトリガーになるのは、「低酸素」や「血流不全」です。
日本人成人の平日の座り時間は世界最長の約7時間(シドニー大学等の調査)と言われてますが、実生活の中でも「低酸素状態」や「血流不足」は定量的にどのくらいで起こるものなのか?
ここを細かく見ていきましょう。
同じ姿勢を保つことは、の2つの物理的要因によって組織を低酸素に追い込みます。
1、静的圧迫(外的ストレス):椅子の座面が太ももの裏(ハムストリングス)を圧迫し、毛細血管の血流を阻害。
2、持続的収縮(内的ストレス):姿勢を維持するために抗重力筋(脊柱起立筋など)が収縮し続け、筋肉内の圧力が上昇。
これによって筋内の血管が「自己圧迫」され、虚血状態になる。
この2つの物理的要因によって組織を低酸素に追い込みます。
で、酸素が不足し始めた時には「低酸素誘発因子(HIF-α)」というものが増えます。
注目したいのは、低酸素誘発因子は非常に感度の高いタンパク質で、酸素供給が断たれると、数十分単位で蓄積し始めることが基礎研究で示唆されてます。
ラットの実験では、骨格筋を不動化したり、血流を制限したりする実験では、以下の変化が観察されています。
・15ー30分の血流制限により細胞内の酸素分圧が低下し、低酸素誘発因子の増生が始まる。
・1ー3時間ほどで、低酸素誘発因子の蓄積に伴い、血管内皮増殖因などの転写活動が活発化。
さらに、ヒトの場合45分間の片足膝伸展運動後、優位に低酸素誘発因子が増加していることがわかってます。
運動でも負荷をかけていくと筋内の酸素が無くなっていくことはわかっており、持続的な収縮でも同じように低酸素状態になることが予想されます。
1日のうちに、30分程度の着座であればすぐに組織内の酸素供給も回復していきますが、
1日7時間を毎日のようにやっている日本人では、低酸素状態になり局所的な線維化が起きることも容易に想像できます。
加えて、
1、炎症:初期段階では血流不全よりも、急性の炎症反応(浮腫など)が組織を癒着させる原因になる
2、神経因性要因:中枢神経疾患による拘縮の場合、血流不全は「結果」として生じる側面が強く、原因は異常な痙縮や攣縮によります。
3、栄養要因:鉄の吸収を促進するサプリや鉄キレート座位を飲用していると低酸素誘発因子が増加。
これらの生理学的要因を踏まえた時に
・仕事中でも如何に立って定期的に体を動かす
・炎症を起こさないための体づくり
・栄養状態
などなどをセラピストが考えていく必要があります。
徒手でも良くできますが「包括的に」介入できるようになっていきましょ。
それではまた書きます!
ー小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
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自己紹介

小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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