その他
2024/11/11(月)
ぶっちゃけ神経アプローチって?
こんにちは!
小田嶋です。
最近、セミナー内でも「神経に対するアプローチ」に対してご質問をいただいたので、臨床的な知見が深まるようなデータをお伝えしたいと思います。
とっても大事なことからお伝えすると、神経痛や慢性疼痛などに起因する神経性疼痛は、神経の「滑走性=可動性」や「伸長性」が低下することで発生します。
これ重要なのでもう一度言います。
神経の滑走性=可動性や伸張性の問題によって発生するのです。
神経痛は「伸長性」だけの問題だとイメージしてしまいがちなので注意です!
イメージしやすいように簡単な図を作成しました
これは筋肉や筋膜にも同じことが言えるので覚えておいてくださいませ
その中で、本日は「伸張性」を主軸にお話しさせていただきたいと思います。
神経の伸張性って具体的にどんな感じ?と疑問に思う方はいらっしゃいませんか?
かくいう僕も、「神経ってどの位伸びるん?」など疑問に思っていたことがあります。
その時にまとめたメモを引っ張り出して(コピペ)ご共有いたします。
携帯のメモ機能に入れておくと後で見返せるので便利です
神経の伸張は、日常生活や整形外科的テストの動作により数ミリから数センチメートルまで動くことが報告されています。
ここでは、一般的な神経(坐骨神経、脛骨神経、尺骨神経など)の伸張量についてまとめていきます
1、坐骨神経
下肢伸展挙上テスト(SLR)で約2~3 cmの移動が確認されている。
Shacklock (2005)によると、下肢伸展時に坐骨神経は尾側(下方向)に向かって滑走し、緊張に対応していると。
Coppietersら (2006) も、SLRの角度が増すにつれ坐骨神経に数cmの伸張が生じることを報告しています。
2、脛骨神経
足関節の背屈により約1~2 cmの移動が報告されています。
Ellisら (2008)の研究では、神経動力学テスト中の脛骨神経の滑走は、足関節背屈時に増加し、膝関節や股関節の角度によっても影響を受けることが明らかになっています
3、尺骨神経
肘の屈曲・伸展動作により、約4~8 mmの移動が観察されています。
Wrightら (2005) は、肘の屈曲時に尺骨神経が滑走し、緊張がかかると約5 mm程度の伸長が生じることを示しました。
また、Dilleyら (2003) は上肢の神経滑走が緊張を和らげる役割を果たしていると述べています。
4、正中神経
手関節の掌屈や背屈時に肩関節の外転を加えることでで約10~15 mmの伸張が起こるとされている。
Coppieters & Butler (2008) の研究で、正中神経は、手関節や肘、肩の動きによって複数の関節をまたいで滑走し、伸張が最大で1.5 cm程度に達することが確認されています。
5、腓骨神経
足関節の背屈や膝の屈曲・伸展により約1 cmの移動が示されています。
Butlerら (2000) によると、腓骨神経は足関節と膝関節の動きに合わせて滑走し、最大で10 mmの伸張が報告されています。
6、脊髄神経
頚椎や腰椎の屈曲・伸展により、脊髄神経根に約5~6 mmの伸張が生じます。
Breig (1978) は、脊柱の動きに応じて脊髄神経がわずかに伸張し、屈曲時に最大で5 mm程度の移動が生じることを報告しました。
特に、頚椎屈曲では神経の伸張が顕著とされています。
論文中での定量的な数値を引っ張ってきていますが、もちろん個人差があるので留意する必要があります。
年齢によっても滑走性=可動性、伸張性は異なります!
ここで大切なのは、論文内で示した神経の最大伸張数は3cmということです。
定規を取り出して実際に3cmを見てみてください
どうでしょうか?思ったより伸びていると感じますか?それとも思いの外、伸張距離としては短いと感じますか?
大事なのは、今回の情報と臨床における治療アプローチの強度が合致していること。
治療の感覚とはこういったデータと照らし合わせながら丁寧に積み上げていくしかありません。
そのための第一歩は「大量のインプット」です。
僕のメルマガやyoutube、インスタグラムで繰り返し情報をご覧いただきならがインプットしてくださると嬉しいです。
少しでも我々の力で治療家の世の中に対する価値を上げていきましょう
そして、僕の目指している「医療費削減」を手伝ってください!
それではまた書きます。
小田嶋庸介
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本プライバシーポリシーは、必要に応じて改正することがあります。この場合、当社が改正後のプライバシーポリシーを当社ウェブサイト等で告知した時点で、改正の効力が生じるものとします。
以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介

小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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