腰痛

2025/12/24(水)

腰痛治療で“結果の差”を生むために

 

こんにちは!

 

 

小田嶋です。

 

 

クリスマスイブですね!

 

 

本日は午前中から銀行ったり、年末に向けて書類業務やら統計データの整理をしておりバタバタしてました。

 

 

 

一息ついてブログを書いております。

 

 

 

さて、本日は「腰痛と運動連鎖」という視点から、腰痛治療において臨床結果に大きな差を生む大腰筋・大殿筋の評価と治療について解説していきます。

 

 

 

 

今朝パートナーの先生より運動連鎖のことでご質問があったので頭の中で「お!今日のブログのテーマにしよう」と考えてのことです。

 

 

 

 

大腰筋は腰痛のキーマッスルの1つですが、特徴としては腰椎と股関節を跨ぐ唯一の筋であり、

・腰椎の前弯制御

・股関節屈曲

・体幹‐下肢の力を伝達

に関与してます。

 

 

腰痛との関連が深いことは、解剖学的・運動学的にも一貫して示されています。

 

 

 

重要なのは「触診」。

 
 
 

大腰筋を治療対象として扱う上で本当に大切なのは、

・硬結が出現しやすい部位を把握しているか

・その部位を正確に触診できているか

この2点だけ

 

 

 

臨床的に硬結が出現しやすいポイントは、主に以下の4か所に集約されるので、メモなどに残すようにしてみてください

 

 

 

① 大腰筋筋腹(L4高位)

・臍から約4横指外側

・前額面に対して腹部から垂直方向に進入

・深層まで到達後、やや内側・背側へ指を進めることで触知可能

 

 

 

② 大腰筋ー腸骨筋の移行部

 

・ASISから1〜2横指内側

・腹部から垂直に進入

・そこから内側は腸骨筋、外側は大腰筋

という筋の区分を意識する

 

 

③ 横隔膜ー大腰筋の関連部位

・臍と乳頭を結ぶライン上の肋骨弓下縁付近

・そこから内側・下方へ約45°斜めに進入

・腹直筋を介して深層の緊張・硬結を評価

※呼吸機能との関連も臨床上重要な部位

 

 

 

 

④ 小転子(大腰筋停止部)

 

・股関節:屈曲・外転・外旋位

・大腿内側の中線を鼠径部方向へ辿る

・皮膚の皺が出現する直下を目安に触診

 

 

 

 

 

ここから大殿筋に着目していくのですが、大殿筋の検査・治療で大切なのは「一括りにしない」ということ。

 

 

 

大殿筋は、

・上部線維

・下部線維

に機能的に分けて捉える必要があります。

 

 

 

1、上部線維:股関節伸展・外転

大腿骨から寛骨にかけて付着

 

2、下部線維:股関節伸展・内転

大腿骨から仙骨にかけて付着

 

 

 

この違いは、単なる解剖的な知識だけじゃなく、検査に直結します。

 

 

 

評価で常に自問すべき3点

 

①、どの線維を狙ってアプローチしているのか

②、どちらの線維に硬結が存在していたのか

③、どちらの線維の反応が良かったのか

 

 

これを曖昧にしたまま、「殿筋を緩めれば腰痛は良くなる」という発想ではいつまで経っても「言語化」と「再現性」ができません。

 

 

 

 

歩行周期において、大殿筋各線維は以下の局面と強く関与します。

 

上部線維

・LR(Loading Response)

・PSw(Pre Swing)

 

 

下部線維

IC(Initial Contact)

・TSt(Terminal Stance)

 

 

要は、どの線維の反応が良かったかという情報は「どの歩行周期の運動連鎖に問題が残っているか」を推測するための、極めて有力な思考のスタート地点になります。

 

 

 

 

下部線維の反応が最も良かった場合、

 

・IC〜TSt期に関与する筋・関節

 

・体幹‐下肢の支持・推進に関わる要素

 

に原因が残存している可能性が高いと判断できます。

 

 

 

運動連鎖上、関連が推測しやすい筋としては、

 

・長趾伸筋

・大内転筋

・内側ハムストリングス

・腹横筋

・脊柱起立筋群

・棘下筋

などが挙げられる。

 

 

 

大殿筋・大腰筋を治療対象として扱うこと自体は、腰痛治療において決して新しいことではありません。

 

しかし、

・どの部位を

・どの線維を

・どの運動連鎖として捉えるか

 

 

ここを「言語化」し、臨床に落とし込むことで腰痛治療の精度と再現性は大きく変わります。

 

 

 

「とりあえず緩める」から「検査に基づいてアプローチする」という視点で、大腰筋・大殿筋への介入を見直してみてくださいませ

 

 

 

 

 

それではまた書きます。

 

 

 

ー小田嶋庸介

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

患者さんの痛みが一向に取りきれず、自分の治療に疑問を持っていませんか?
もし「YES」であれば、あなたの治療方法に問題があるのではなく、
「検査方法」が分からず問題点を見つけ出せないことが1番の課題です。
私が臨床場面で培った、検査学の教科書を無料でダウンロードできるようになりました
https://cap-harebare.com/kensagaku/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

もし、あなたがが今の治療現場で、
・治療の軸が持てない
・治療の戻りが出てしまう
・しっかり患者様へ説明ができない
・治療の効果にムラがある
その悩みはこの完全版セミナーで解決できます

【完全版】全ての治療家は必見!この動画1本で疼痛治療が全て理解できます

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私と人生の時間を本気で共有しましょう!
各県からお問合せが増えてきております。
その中で、私の手が届かない範囲でも、なんとか受け皿を作っていきたいと考えています。
私と一緒に知識と技術を学び、人としての器を鍛え人生に挑戦していきませんか?

今すぐ確認する

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

短期間で、徹底的に重心治療を一緒に学びません?
2日間にわたって重心治療を徹底的に学ぶためのマスターコースがあります。
受講は2人限定でたっぷり時間の共有ができるので
些細な疑問から深い疑問までお答えすることができます。

何より小田嶋と感覚を直接共有できるので
2日間で飛躍的に感覚を強化することができます。
併せて、評価や施術の質を格段にレベルアップすることができます。

マスターコースに関する些細なご相談もお受け致します。
その他にも臨床場面で困っていることがあれば、お気軽にご相談ください
お問い合わせ:info@seitai-harebare.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今まで出したブログを見たい場合はこちらをクリックしてください

今すぐ確認する

 

 

 

 

 

 

 

メールアドレス必須

以下の内容に同意の上ご登録ください。

【プライバシーポリシー】

包括的疼痛アプローチ研究会(以下「当社」といいます。)は、当社の主催するセミナーの受講者、当社の経営する施術院の利用者、当社の販売する商品の購入者及び当社ウェブサイトの利用者(以下「お客様」といいます。)並びに当社の役員、従業員及び業務委託先(以下「従業員等」といいます。)の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することが当社の社会的責務であると考えています。

 

そこで、当社における個人情報の取り扱いに関する方針を、次のとおり定めます。なお、本文中の用語の定義は、個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」といます。)及び関連法令によるものとします。

 

第1条(法令遵守等)
当社は、個人情報保護法その他の関係法令、個人情報保護委員会の定めるガイドライン等及び本プライバシーポリシー等を遵守し、個人情報を適切に取り扱います。

 

第2条(個人情報の取得)
当社は、お客様及び従業員等の個人情報を適法かつ適正に取得し、偽りその他不正の手段により取得しません。

 

第3条(個人情報の利用目的)
当社は、お客様の個人情報を、以下の各号の利用目的又はその取得状況から明らかである利用目的の範囲内で取扱います。
ただし、お客様本人の同意がある場合又は法令で定められている場合については、この限りではありません。


(1)セミナーの開催及びこれに関連する業務
(2)整体の施術及びこれに関連する業務
(3)書籍、CD、DVD、教材、デジタルコンテンツ等の商品の販売業務
(4)メールマガジンの配信

2 当社は、従業員等の個人情報を、以下の各号の利用目的又はその取得状況から明らかである利用目的の範囲内で取扱います。ただし、従業員等本人の同意がある場合又は法令で定められている場合については、この限りではありません。


(1) 業務上の連絡、勤怠管理、給与の支払い、経費の清算、人員の適正配置、人事評価、能力開発、福利厚生、安全衛生等の労務管理その他労働関係法令、税関係法令および社会福祉関係法令に定められた義務の履行
(2) 社内規程に定められた各種手続の受理、履行および管理

 

第4条(個人データの委託)
当社は、業務の円滑化及びよりよいサービスの提供の為、お客様及び従業員等の個人データの取り扱いを協力会社に委託する場合があります。この場合、当社は、個人情報を安全に管理できる委託先を選定し、当該委託先に対し適切な監督を行います。

 

第5条(個人データの第三者提供)
当社は、お客様及び従業員等ご本人の事前同意がある場合又は法令で認められている場合を除き、お客様及び従業員等の個人データを第三者(前条の委託先を除きます)に提供しません。

 

第6条(個人情報の適正管理)
当社は、お客様及び従業員等の個人情報について、正確かつ最新の内容に保つとともに、お客様及び従業員等の個人情報の漏えい、滅失又は毀損の防止その他の個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。当社の従業員に個人情報を取り扱わせるときは、当該従業員に適正な教育を行い、必要な監督を行います。

 

第7条(保有個人データに関する受付)
当社は、お客様及び従業員等に関する保有個人データの利用目的の通知、内容の開示のご請求、保有個人データの内容が事実に反する場合等における訂正・追加・削除、利用の停止・消去のご請求については、法令および当社規程等に従って、適正かつ迅速な対応を行います。

 

第8条(お問合せ及び苦情の受付窓口)
当社の個人情報の取り扱いに対するお問い合わせや苦情及び保有個人データに関するご請求・ご照会・ご相談等は、下記までお問い合わせください。

包括的疼痛アプローチ研究会
〒959-1232 新潟県燕市井土巻2-194 カーサ・セントラーレC棟101号
TEL:070―1300―0043

 

第9条(継続的改善)
当社は、個人情報保護に関する法令、諸規定、および本プライバシーポリシーに基づき、社内の個人情報管理体制について継続的改善に努めます。

 

第10条(改正)
本プライバシーポリシーは、必要に応じて改正することがあります。この場合、当社が改正後のプライバシーポリシーを当社ウェブサイト等で告知した時点で、改正の効力が生じるものとします。

 

以上

 

2018年5月23日 制定

※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。

 

自己紹介

小田嶋 庸介

25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。

 

【所有資格】

・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター

 

ブログカテゴリー