その他
2024/01/19(金)
99%の治療家が知らないギックリ腰への手技治療

From:小田嶋庸介
ギックリ腰治療で、目の前の患者様の痛みが全く変わらず”苦い経験”をしたことはないでしょうか?
こんな経験をすると、なんとなくギックリ腰に対する「恐怖心」や「不安感」、「苦手意識」こういった感情が
治療家の中に生まれます。
そうなると、次来られたギックリ腰患者様でも、思うような結果が出せず
自信を持った治療もできないので
効果がやはり振わない状況になりがちです。
ギックリ腰に対するアプローチには
順序があるので、このブログ・メルマガ限りで
恐怖心や不安感、苦手意識を一緒に克服できるようにしていきましょう。
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ギックリ腰の機能解剖学的な問題とは?
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ぎっくり腰では「多裂筋」が問題を起こしていることをよく耳にします。
多裂筋が”短縮している”や”緊張している”ということ。
確かにこれは間違いではないのですが、正解でないことも
あえてここでお伝えしなくてはなりません。
急性腰痛症の病態が記載されている論文では
「多裂筋は総じて筋萎縮を引き起こしている」という見解が出されています。
筋萎縮とは、本来の筋活動が行えず、筋の面積が物理的に少なくなっている状態。
筋萎縮が起きているということは、局所的に細胞内外の電解質濃度や
刺激に対する閾値の低下、疼痛閾値の低下、筋内におけるミネラルバランスの低下が発生しています。
要は、痛みを感じやすく、筋が緊張しやすい状態にある。ということです。
この状態になっているからこそ、多裂筋の筋短縮や筋攣縮(れんしゅく)を引き起こすのです。
問題は起こるべくして起こっており、
そこにはもっと前段階の問題が隠れていることを認識しておく必要があります。
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筋短縮と筋攣縮(れんしゅく)、そして癒着について
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それぞれ混同して使われていることが多いので
ここで整理しておきましょう。
言葉の概念、意味を知っているというのは
「思考」を深める上で重要です。
言葉があるからこそ、思考できるのです。
筋短縮とは「伸びる力」に対して、伸びる事ができずに”抵抗性”が高まっている状態です。
これは筋実質の伸張性が低下している状態であり、
筋膜の可動性が低下している状態です。
本来、筋は引き伸ばされると、筋の最小単位である
「アクチンフィラメント」と「ミオシンフィラメント」がスライドすることで
筋の伸張が行われます。
この動き(スライディング)が出ないことで、筋の伸びが起こらず
抵抗性が増した状態になります。
筋短縮を見分けるコツとしては、
伸張痛を認めますが、逆に収縮痛はありません。
筋攣縮とは、筋が常に収縮している状態で、関節の肢位に関わらず筋緊張が高いです。
そのため、筋を伸ばしても縮めても抵抗性があり痛みもあります。
筋攣縮は、関節の周辺組織に”侵害刺激”を受けると、侵害受容器がその刺激を受け取り
その信号は脊髄内に伝えられます。
このようにして”反射的”に筋攣縮は引き起こされます。
ここでの重要ポイントは関節の周辺組織に侵害刺激を受けているからこそ
筋攣縮が発生する、という流れそのものです。
筋攣縮が一度起こると、発痛物質が量産され、痛みがどんどん強くなります。
痛みを感じるポリモーダル受容器や高閾値機会受容器の閾値をガクッと下げるので(痛みを感じるボーダーラインが下がる。例えば正常であれば10の刺激で痛みを感じていたのに、ボーダーラインが下がることで3で痛みを感じるようになってしまう)
圧刺激などの少し強い刺激に対して
”痛み”として変換され、脳内に伝えられる。
要は、いつもなら押されている感覚というのが、
閾値が下がってしまうことによって痛みになっちゃう、ということです。
だからこそ、筋が攣縮しているポイントは
「圧痛所見」がある、ということです。
短縮している場合ももちろん圧痛は少なからずあるのですが、
攣縮に比べたら軽度です。
そのため、筋攣縮は伸張刺激や収縮刺激にも過敏に反応し
「強い痛み」として再現されます。
そのため、筋攣縮を判断するコツは
圧痛所見、筋収縮・伸張痛の有無。ということになります。
癒着とは、筋や筋膜の癒着両方を指しており、
本質的には筋・筋膜の外側にある細胞外基質という組織そのものが
一塊になって「可動しなくなる」状態です。
ここではあえて伸張ではなく可動という言葉を使います。
その理由は「筋膜セミナーの完全版」で全てお話ししているので
そちらを参考にしてみてください。
軟部組織が損傷することで、
炎症を引き起こし、フィブリノーゲンの沈着や線維芽細胞が増殖します。
血流循環や細胞外基質の循環状態がよければ
綺麗に組織が回復するのですが、循環状態が悪いと
局所的に回復が追いつかず、さらに炎症し、フィブリノーゲンの沈着、線維芽細胞の増殖が繰り返され、コラーゲン線維そのものが”違う型”になります。
こうなると、ほとんどが癒着している状態になります。
癒着することで、周辺組織は異様な硬さがあり、収縮する場合も伸張する場合も
抵抗性があり、痛みを伴います。
癒着は、筋のみならず、皮膚や関節包、皮下包、脂肪体、靭帯などあらゆる
組織で起こるので、視野を広げて検査していくことが必要です。
癒着が筋・筋膜から逸脱し、さまざまな組織に移行していくと
いわゆる「拘縮」というものになります。
拘縮は徒手療法では時間が必要なので、用語の使い分けには注意してください!
ここまでをまとめると、
筋短縮は伸張肢位にもっていくことで筋が硬く抵抗性を感じ、
筋攣縮は関節の肢位に関わらず、伸張しても収縮しても抵抗性があり痛みも伴います。
癒着は関節抵抗性をどの肢位でも感じ、尚且つ局所的に組織が異様に硬くなっている状態です。
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筋萎縮は筋攣縮を引き起こす
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ギックリ腰はどちらかというと
筋攣縮をしている事が多いです。
というのも、腰を反っても曲げても痛い事が多いからです。
ですが、先ほども述べたように、筋萎縮を起こしているそもそもの原因があることは念頭においてください。
この原因は結論から言えば「重心」ということに終着することは、
いつもブログ・メルマガを読んでいる先生ならすでに理解していることかと思います。
さて、話しを戻しますが、
筋攣縮が起こる要因は、、
関節の周辺組織に”侵害刺激”を受けると、侵害受容器がその刺激を受け取りその信号は脊髄内に伝えらることで、その”反射”として攣縮が発生することはすでに述べました。
で、
関節の周辺組織に侵害刺激を受けている状態とは
関節包や滑膜にストレスが加わり炎症が起きている可能性が非常に高い。ということです。
だからこそ、これを踏まえた治療アプローチが必要です。

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ではでは。
ー小田嶋庸介
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2018年5月23日 制定
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自己紹介

小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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