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2024/08/13(火)
良い姿勢を知らなきゃ話しになりません。
こんにちは!
小田嶋です。
今日はとっても大事なことをお伝えします。
「良い姿勢を定量的に捉える」
とても大切なので、ぜひゆっくり読み進めていただけると嬉しいです
まず、良い姿勢とは様々な要因が含まっています。
「力学的」には姿勢の”安定性”と力の効率
「形態学的」には、脊柱・四肢の骨格、筋・筋膜・腱・支帯の関節の”構造が存在”している
「神経学的」には筋紡錘、ゴルジ腱器官などの感覚器の正常応答、神経筋などの活動
※感覚器の正常応答とは受容器の閾値が適正であり、神経伝達の遅延がない状態をさしています。
「心理学的」には性格や心理的状態などが影響
これらが適正に機能することで、身体各部位は正常なアライメントを維持することができます。
何かしらの問題で、上記に何か問題が発生すると、
・異常な持続的な姿勢保持
・特定の運動方向への学習
・関節運動の反復によるメカニカルストレス
これらが、不良姿勢や運動機能障害に繋がっていく。
まず正常な姿勢では「重心線」が1つ大切な指標になります。
この線がずれているだけで、「不良な姿勢」と判断できるので、覚えてもらえると良いです!
手帳に小さく印刷したり、すでに開業している先生は壁などに貼っておき、何回も確認できるとすぐに覚えられます。
この状態では(矢状面から詳しく説明します)、
・頸椎前弯:30-35度
・胸椎後弯:約40度
・腰椎前弯:約45度
・仙骨底は第5腰椎に対して約40度前下方に傾斜
している。
さらに、肩甲骨は前額面から前方に約35度傾斜し、上腕骨頭は骨頭が肩峰内に位置して上腕骨近位と遠位がともに同じ垂直面上に位置しています。
骨盤は、ASIS(上前腸骨棘)と恥骨結合が同一垂直面上にあります。
股関節は屈伸0度で腸骨稜頂点と大転子を結ぶ線が大腿長軸と一致し、膝関節は屈曲や過伸展がない中間位で、脛骨長軸は垂直です。
足関節の長軸アーチと足趾は中間位に位置しています。
ここで、メカニカルストレスについて少し説明します。
椅子座位では、立位に比べて骨盤が後傾位になるため、腰椎前弯が減少します。
そのため、立位姿勢と比較すると椎間関節にかかる圧力が減少する一方で、椎間板にかかる圧力は増加します。
前額面の各部アライメントは、頸・胸・腰が垂直。
胸骨下角は70-90度(これ結構臨床で見ます)
肩甲骨は第2ー7肋骨に位置し胸郭上で平坦に位置。
肩甲棘から下角までの肩甲骨内側縁は左右並行で、各内側縁と胸椎棘突起の距離は、大体7cmほどです。(これも結構臨床で見ます)
両肩峰は第一胸椎棘突起下縁を通る水平線のわずかに下を通ります。
上腕骨上面は肩峰よりわずかに外側に位置し、肩関節は内外旋中間位で両上腕骨は胸郭に並行。
肘関節は手掌を体に向けると、肘頭が後方に向きます。
骨盤は左右の腸骨稜が水平で、膝関節には約5度の生理的外反があります。
いかがでしたでしょうか?
結構大切な内容やスクリーニング検査で使える内容を記載したつもりです。
お盆休みに治療をバージョンアップさせる上で必須の知識になるので、ここで集中して覚えていただけたらと思います!
それではまた書きます。
-小田嶋庸介
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以上
2018年5月23日 制定
※ご登録頂いたメールアドレスは当院プライバシーポリシーに基づき厳重に管理致します。迷惑メールなどは一切送らない事をお約束致します。
自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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