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2024/04/23(火)
足関節背屈は距骨だけじゃだめ
こんにちは!
小田嶋です。
昨日のブログは見ていただいたでしょうか?
変形性膝関節症や腰痛では基本的に”足関節の背屈”が必須であることをお伝えしました。
その中でも距腿関節を構成している「距骨」はさまざまな動きをしているため、徒手治療をする際には”誘導方法”が重要になります。
基本的にハンドリングや治療が上手い方は、この辺の動かし方を注意して動かしている方が多いです。
細かいことなんですが、ちょっとしたコツを掴むだけで治療結果は大きく変わりますからね。
そして今回は、距骨以外にも留意していただきたいポイントがあるので、一緒に学んでいきましょう。
特に見てもらいたいのは、ズバリ「腓骨」です。
腓骨は下腿の外側に位置する骨で立方骨と連動し、体が外側に流れていくのを防いでいます。
そのため、歩行時に
・骨盤が外側に側方移動する
・O脚の変移が強い
・体幹が潰れる
・体幹が側方に動揺している
こんな場合は、腓骨のアライメント不良が考えられます。
その際には、大抵足関節の背屈で制限が出ているはずなのでしっかり確認しておきたい指標です。
合わせて、外果の位置関係も見ておけると良いでしょう。
左右で比較したときに、外果の上下に左右差がないのか?確認してみてください。
さて、ここからは外果がどのように動いているのかをおさらいしていきます。
まず、足関節が背屈するときに、腓骨は外側に開きます。
この理由は、距骨が脛腓天蓋に滑り込むため、そのスペースを確保するため、腓骨が外側へ移動する必要があります。
次に、挙上します。
そのため、足関節の背屈制限がある場合、患側の腓骨は下制していることが多いです。
そこに加えて内旋します。
脛腓関節は平面関節なのですが、関節の構造で内旋するようになっています。
最後に、後方移動します。
距骨同様、腓骨もいろんな複合的な動きが出ているんですね。
内容をまとめると、
・外側移動
・挙上
・内旋
・後方移動
です。
治療場面では、これらを全て誘導できると一番治療効果が高くなりますが、距骨同様慣れていないと誘導が難しいので、
特に、
・挙上
・内旋
この動きは出してもらえるとより効果が出やすいです。
ぜひ臨床に活かしてください。
それではまた書きます。
ー小田嶋庸介
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2018年5月23日 制定
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自己紹介
小田嶋 庸介
25歳で独立開業し整体院 晴々の院長を務める。包括的疼痛アプローチ研究会(CAP)代表。
【所有資格】
・理学療法士
・認定心理士
・スポーツシューフィッター(ポドローグ)
・アロマアドバイザー
・ノルディック指導士
・ファスティングマイスター
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